スペインのマドリード自治州は23日、新型コロナウイルス感染による死者の急増を受け、首都マドリードにあるスケートリンクを臨時の遺体安置所として利用すると明らかにした。地元メディアが伝えた。
スペインの感染者は3万3千人超、死者は2千人を超えた。
マドリード州は国内の州で最も感染確認者が多く、1万人超。死者は1200人を超え、葬儀社も対応が追いつかなくなっている。大規模ショッピングセンター内にあるスケートリンクを利用し、ウイルス対策で動員されている軍の緊急部隊がひつぎの運搬や管理を担当する見通し。
また、首都の病院で感染患者の受け入れが困難になる中、昨年の国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)の会場としても使われた巨大な見本市施設が軍により臨時病院に整えられ、患者の受け入れを始めた。州によると週内に1300床を整え、必要があれば5500床まで増やす。(共同)
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