2020年3月8日日曜日

アメイジング グレイス

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アメイジング・グレイス」の歌詞を書いたのはイギリス人牧師ジョン・ニュートン(1725生~1807没)。
ニュートンは船乗りから奴隷商人に転じた人物です。
1748年3月9日、彼の奴隷船がで難破寸前に......。
この時ニュートンは生まれて初めて神に祈りを捧げ、幸運にもなんとか沈没を免れます。
この出来事を契機に彼はこれまでの行いを悔い改めて牧師になりました。
「アメイジング・グレイス」の歌詞はその時の気持ちを詩にしたものです。

イギリス各地を伝道で回るようになったニュートンは、詩人ウィリアム・クーパーと出会います。
そして、クーパーと教会の集会で歌う讃美歌を作り始めました。
ニュートンとクーパーは作りためた讃美歌を1779年に「オウルニィ讃美歌集」として出版。
そこに「アメイジング・グレイス」の原型が収められています。
まだ「アメイジング・グレイス」のタイトルはなく、讃美歌の一節でした。

歌詞  和訳


素晴らしき神の恵みよ!なんと甘美な響きか
私のような恥知らずをお救い下さった!
道を見失っていた私を今見出してくださった
見失っていたものが今は見える


神の恵みが私の心に畏れを悟らせた
そして神の恵みが私の恐れを解き放った
なんという神の恵みのありがたさ
その時私は初めて(神を)信じた


幾多の危機、労苦や誘惑を経て
ここまでやってきた
これまで無事にやってこれたのは神の恵み
そして神の恵みがわが家に導いてくれる



A歌詞主は私に善を約束された
その言葉は私にとって希望の証し
主は私の盾となり私の一部となる
人生が続く限り



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