2020年4月29日水曜日

自然はぶれない

刈り取ったって
また生えてくるよ


大藤のある素盞嗚(すさのお)神社や周辺には、樹齢600年超の老木などの藤棚約3000平方メートルが広がる。市商工会などは新型コロナの影響を受け、大型連休中を含めて開催してきた「大藤まつり」を中止したが、外出自粛要請の中でも見物客は減らず、刈り取る決断をしたという。
 市商工会の川嶋成幸副会長は「断腸の思いだが、コロナがまん延したら取り返しがつかない」と話した。近くの茶販売店に勤める30代女性は「悲しいだけだが、来年に希望を持ちたい」と終息を願った。【宝満志郎】

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