2022年6月21日火曜日

損得

介護事業の家事支援を少しやった、一年弱。 92さい。15で中国(満州)に行った奄美諸島出身の男性。仲良くなってくるとイロイロと話してくれて。 家が貧乏やって、向こうで戦争終わってから家建てるつもりやったんやと。しかし敗戦なり、帰国。数年後に神戸へ出て来て就職。 仲良くなると、わたしも言いやすいから、ハッキリ言う。 男性いわく●あんたは損やな、アレあかんこれあかんと、食べられへんもんばったりで。 わたしは●アレルギーやからな。でもわたしからしたら、なんでも食べても、最後に寝たきりや認知症なる方が損やわ。 結局な、ふるさと出て来たのは、お金もうけやねんよね。仕事がないいうたかて、鹿児島や福岡で、あるやん?ワザワザ遠方くるのは、お金もうけやと、おもた。戦争行く動機とか、なんでも食べれんは損とか、 それと繋がるのよね。 で結局は奥さんに先立たれてから、掃除がね、全く、やる気がない。 ●わしはとんちゃくせんから。と、、 重たい掃除機は無理でも、お金あるんやから、軽い掃除機にしたらできるのに、あと、メッチャ汚い。 台所も床も。たべもんも、こぼしまくりやし。 自分は汚くてよくても、介護事業の家事は、本人1割負担のみで、一回45分で、本人負担はたったの300えん。 残り2700円は、国と自治体が負担。もちろん他人さんたちのかけたお金で。 介護事業所は、わたしらヘルパーに800いくらと交通費200円ほど。 一回3000円のうち、約2000を、訪問事業所がぼったくる。 自家用車や個人のバイク使用させれば経費は書類の分と給与計算する事務費用くらい。 のこりを、ケアマネや責任者らの給与に。 しかもこの人らが、あんま役に立たない場合が多いことが、 実際やってわかった。 ケアマネは、月一はりよう者宅へ訪問しなあかん規定やが、電話で済ませたり行ってないことがほとんど やから、現場を知らん。責任者に相談しても他人事。 責任者は、ヘルパーと利用者がうまくやってくれて、 事業所のもうけが減らんようにさえしとけば、 現場ヘルパーの相談にも乗りたくないし、、と。 まあ、介護の現場は、 ひどいおもたな。 ただ、利用者もな、その男性なんかも、毎日囲碁クラブ行くわけ。 遊びに行くが、掃除は、できることでもやらん。 こぼしまくりも、自分が掃除するならあとが大変やからこぼさん工夫するが、人が掃除するから、こぼしまくりな感じやな。 別の2件の家も、人が片付けるからと、ゴミ箱にゴミ入れんと床に散らかりマクリとか。 片付けせんと、ゴミ屋敷とか。 もう、メチャクチャやな。 囲碁クラブ行く男性には、言うた。 ●人間やねんから、掃除せなあかんねん。 わたしは動物保護活動やってきて、動物は自分で掃除できんひけどな、人間やねん。人間は掃除するのが当たり前やねん!と、、 その人は、なんか知らんがわたしのこと気にいってくれているから、こんなんいうても普通にしとる。 しかしな、、これが今の高齢者の、実態であり、 介護の目的は、自立と自律(決める)なんやが、 肉体的に、やれることさえせん。 で、責任者は、利用者から金欲しいから、利用者に 厳しいことを、よういわん。 なんかな、アホらしなるで。 やれることをやらんと、他人のお金で甘やかされとるのみたらな、●なんでこんな人らのために、きったない部屋を、しかも、風呂もたまにしか入らん人らで、 髪も臭いし、、とか。 家事援助は、もうええ、おもたな。 この人らは、死ぬまでに、何かを学ぶんやろうか? それともヘルパーたちの学びのためだけに、存在しとるのやろうか?

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