●警察のビーグルMIX「レミーちゃん」の里親のKさまより、フードをいただきました
とても助かります
Nさま、Kさま、本当にありがとうございます
●1月に「神戸市動物管理センター」から引き取った、捕獲機にかかった「野犬」
7頭
慣れて里子に出せるまでに、何年かかるかわからないし、永遠に里子に出せないかもしれない・・
脱走が怖いんです
野犬の子は、何もしなければ噛んでは来ないです
ただ、首輪や繋がれることに慣れていないので、一番怖いのが脱走
なので、センターから引き取る際にそのまま避妊・去勢手術をして連れて帰りました
7頭のうち、1頭を除いて、生まれつきの野犬だと思います
脱走防止対策のため、玄関土間のサークルにいます
↓西区高和の牛牧場に餌を求めて捕獲機にかかった子
「チャコ」
今朝のブログで書いたように、神戸市の動 管の場合は収容室に捕獲機から入れて繋がずそのまんま・・・なので、近づいてようすを見るのが容易ではありません
どんな子かわかりませんので、、
警察から来た子や、飼い主持込の子などに比べて、捕獲機にかかった子の観察は難しいです
この「チャコ」は、避妊手術を終えてゲージから抱いて取りだすことができました
今サークルから出して抱けますが、怖がるのでうんちをもらしたり、、
この抱いた状態でもらします
おろすとすぐ隅っこに逃げます
この子は慣れるのが早いか?と思い
術後1週間後に猫舎の中に鉄のチェーンで繋いで入れました
広い場所に1頭で入れて、人間に慣らして散歩に行けるようにしたかったので、、
猫舎まで、首輪にリードを付けましたが、リードで繋がれることでパニックになり、ピョンピョン跳ねてバックしながらリードを噛み切ろうとしました
バックしながら跳ねるのは、首輪を抜こうとしているわけで、、
リードにも慣れないので、噛み切って逃げようと、、
こういう時に無理に引っ張ると、首輪が抜けるので、犬の動きに合わせてやります
で、少し落ち着いて来たら、犬を見ながらそーっと引っ張って、土間の猫舎に連れて行きました
玄関土間で他の野犬といた時は、顔をあげてこっちを見ていたのに、猫舎で一人になるとすみっこでうつむいたまま・・
それでも慣れてもらおうとしましたが、2日目に、猫舎の金網を噛んで破り、外に出てうずくまっていました
鉄のチェーンで繋いでいたので大丈夫でしたが、、、
可哀そうなので、やはり玄関土間に戻し、無理はさせずにいこうと、、
↓破られた金網(今は「兵庫県動物愛護センター たつの支所」から引き取った「たっちゃん」が猫舎にいます)
「たつの支所」でよく吠えていた「たっちゃん」ですが、うちでは全く吠えません
とてもいい子です
中に「たっちゃん」が・・
猫舎は1周ビニールを張って寒くないようにしています
ここで一人ですが、散歩をすればそれで満足のようです(*^_^*)
今はこの破れた穴をふさいでいます
「たっちゃん」も、もちろん里親募集中!
●で、「チャコ」以外が、みんな西区のはせたにの捕獲機にかかった、おそらく血縁の子たちで生まれつきの野犬だと思います
↓一番早く(と言ってもまだまだですが)懐きそうな「沙羅(さら)」
「沙羅」は、常に顔をあげていて、人間の動きを観察・・
ペットボトルから水を入れてあげる時、ペットボトルから出てくる水をそのまま飲もうとするようすがみられます
ほおをなでてもいやがりませんが、頭を上からなでられるのは怖いみたいです
↓常に沙羅の下に隠れていて、たまに顔をあげてくれる男の子
(沙羅以外はまだ名前が浮かばないのでゆっくりと)
この子だけ、真っ白です
この子も手術のあと連れて帰ってゲージから出す時に、抵抗しませんでした↓顔をあげている女の子が2頭とうつむいている女の子と男の子
この子もよく人間を観察しています
↓ この子は、顔はあげているけれど、怖がってる・・
というわけで、まだまだこんな感じの野犬ちゃんたちです
娘が帰ってきて、娘に対して番犬をして吠えましたが、娘においしいおやつをもらったらすぐに吠えなくなりました(笑)
↓神戸市動管から引き出す際
この方法だと首ねっこをつかんだままの手を、わんこが振り返って噛むし犬にも恐怖心を与えるので、次からは自分で考えて、このバリケン↓(入口が上に開いて収納される分)を使 いました
バリケンを近づけると、すみっこにいた犬が逃げようとします
↓はまず作業員の職員がやってくれているところ
逃げるので、わたしも入っていき、バリケンを一面の壁にピッタリくっつけながら隅に追い込み、もう一辺には、作業員さんに立ってもらいます
犬は人間を怖がるので、作業員の方のほうには行かず、そこでグイッとバリケンを犬の下にくぐらせて、入るしかないようにします
すぐにバリケンの入り口を上に向けて、その後、近くに置いていたゲージ(入口は上向きに)に入れます
入れると言っても自ら入るわけではありません
バリケンにしがみついて出てきませんので、今度はバリケンの入り口を真下に向けて、しがみついた犬が下のゲージの入り口に落ちるしかないようにします
↓茶色は「チャコ」ですね
チャコはすみから逃げずに、わりと簡単に入ってくれました
こんな感じで、避妊去勢に行き、将来万一脱走しても、絶対に不幸な子犬を増やさないようにして、連れて帰りました
野犬の子は、かわいいですよ
おびえてるだけですから、、、
何もしないのに噛んでくる子は、野犬よりも、飼われていた犬で、飼い主が悪かったから・・という場合がほとんどです
あとは放浪中に人間にいやなことをされた子とか、、、
結局は人間側に問題があるのです
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