2013年10月28日月曜日

ムーニーママより

11月3日(日)明石公園にて、ムーニーママを中心として犬猫の譲渡会を開催してくださいます

わたしはまだ猫がいる場所には行かないほうがいいとの判断で、今回も現場には行きません(9月下旬に猫パルボが終息しましたが、まだ私自身が行くことは、他の猫にパルボを移す危険性があるからです)

そのムーニーママよりおとといメールをいただきました

エンジェルズってどんなボランティアさんですか?

Facebookに毎日毎日飼い主が棄てたり、保健所に持ち込みしたり、ボロボロになっているワンチャンたちや、猫ちゃんたちを救うボランティア団体や個人のボランティアさんたちの記載があまりにも多くて、記載されている写真など見る度に、心が締めつけられる思いで、悲しすぎて辛すぎて、Facebookが嫌になりますよ(>_<)

NPOエンジェルズの記載があったので見たんだけど、保健所に連れ込まれた猫ちゃんたちや〔子猫チャンも成猫チャンも]ワンチャンもたくさん[子犬たちも成犬ちゃんも]引き取りに行ってるのはえらいなぁ~と思うんだけど、選ばれて救い出された子犬たちの何匹か?で、後の子たち、猫チャンたちは救い出す事ができなかった!殺処分に見送りました!みたいな事書いてて、写真まで写して記載してるのに・・・この写真に写っている子たちは殺処分されたんだ!!と、可愛い写真見てたらやりきる無いし、猫舎や犬の保護する施設を作るのに800万かかるから寄付をお願いします!!って口座番号とかが記載されていたけど、保健所に引き取りに行って救う子たちと救わない子たちを分けた事が私にとったら残酷で、猫ちゃんたちのあどけない写真を見たら涙が出てくるし、悔しいし、腹立つし・・

このエンジェルズはNPOの団体なのに、全ての子たちを救い出す事をやらなかった

なのに井上さんはほんまに個人なのに、

今まで引き取りに行く時に、差別なく、沢山の子猫チャンの時もどんな子たちもみんな引き受けた事がなんと素晴らしい事か~(^_^)v

NPOの団体ですら、引き取る子と置いて来る子を差別しているのに、ほんまに井上さん個人で今まで全ての生命を尊ぶ会の名前通り、警察から何匹居ても引き取った事はほんまに凄いわ(^^)

つくづく井上さんは凄いと思った(^_^)

世の中が変わらないと、人間社会!生命について考えないと《人間も動物たちも]そしてペットショップやブリーダーだけでなく、飼い主にはもっと厳しい規制を作らないと、何の罪も無い物言えない弱い動物たちがほんまに毎日毎日犠牲になっているのを止めれないと思う

人間のモラルがほんまにあまりにも短絡的すぎる

悲しくて、辛くて、可哀想な動物たちをなんとかみんな救い出せたら良いのに・・・


↓NPO エンジェルス林代表が書いた活動ブログ(10月26日付)
http://teamangels.blog89.fc2.com/

この記事の中で林代表は、猫シェルターを建設するため建物のみで「800万円必要」と寄付を募っています

林代表は、猫シェルターが出来たら
「全て、処分センターから引き出して行く」と書き、さらに

「来季シーズンより目標500匹譲渡」と書いています
これは猫のことを書いているなかであいまいな書き方をされていますが、
猫のみで500匹譲渡目標、、とわたしは受け取りました

こういうことを書いて、「だからお金が必要なんです」と言いたい訳です
2020年に開催される「東京オリンピック」のことまで持ちだして、、

日本が海外からどう見られるか、、とか、、、

林さんの文章のなかの「500匹譲渡」というものには
具体的な期間が書かれていません
「来季シーズン」というのは2014年春のことでしょう
一体いつまでに500匹を譲渡できるというのか、、、

猫の譲渡はそんなに簡単なものではありません

おそらくほとんど子猫で数をかせぐつもりでしょうが、子猫でも、そんなに簡単には出ません

責任ある飼い主に譲渡しなくてはならないし、いろんな里親募集サイトをみればものすごい数の猫がいるのです
里親希望をする方は、そのなかから、自分の気に入った子を選ぶのです

どうしても「エンジェルス」から猫を里子に迎えたい!

という人がものすごくたくさんいれば話は別ですが、そんな人はいないかいてもごくわずかなエンジェルスファンだけでしょう

この「500匹譲渡」や、

「全て、センターから引き出す」という、断言した言葉、、、

わたしからすると、まだやってもいないうちから
よくそんな大口たたけるな、、、って思います

猫って、そんなに甘くないですよ

センターで処分される数、どれだけいると思っているのか、、

だから、猫に関しては、犬よりもっともっと啓蒙や啓発が必要なんです

避妊・去勢しない猫への餌やりや、TNRしながらでも、「手術が遅れた」なんて言い訳して簡単に猫を増やす「自称 保護活動家」や、手術しないで飼い猫を外に出して不幸な子猫を増やす無責任な飼い主、子猫を産ませては保健所に持って行ったり川に捨てたりする飼い主、、、
それは飼い主だけではありません

実際TNRしながら子猫を増やしてしまった人たちのなかにも、貰い手がないからと保健所に持ち込んでいる人もいるんです

昨日のブログで掲載した
「日本動物福祉協会 元阪神支部」の人間も、猫をいなくさせるってあったと思います

犬に関しては、迷子の放浪犬などをどんどん行政が「殺処分」しているので
犬の殺処分数は年々減ってきています

ただ、猫に関しては、減っていません
その大きな原因が、「餌やり」だとわたしは思っています

猫の殺処分数を減らしていくには「社会改革」が必要なんです

だから、「エンジェルス」が「センターから全て引き取る」というのは、不可能ですよ

そんなに簡単に譲渡できりゃ、そんなに簡単に多くの国民が猫を里子に迎えてくれるのなら、こんな動物虐待の国にはなっていないのです

エンジェルス林代表がブログ上で書いた
「全て引き取る」ということを実現したなら、、、
それは悲しいかな
寄付した人の希望とは違って
短期間で終わってしまうことかもしれませんね

まあ、林代表自らブログに書いた=約束したことですから

猫シェルターができたとしたらその後どうなっていくのか、、、


それから、この記事に書いてありますが、引き取った犬に関しては「子犬」のみでしたね

「子犬」はひくてあまたなんですよ

中型以上の雑種の成犬となれば譲渡に時間がかかることが多いですが、その子犬ならば、いくらでも貰い手はあるんです

林代表自身、「選ぶ」ことに関して書いていますが

ムーニーママからのメールのように

わたしは選べません

わたしが選ぶ人間なら、たぶん現場で一人でも警察からの引き取りは続いていたでしょう

選んで引き取る=「楽」なんです

すぐに出る子選んで引き取って、それずっと続けて、、一体なんの意味があるんでしょうか、、、

そりゃ、その子だけで見れば、ひとつの命がたすかるわけです

でも、違うんですよ

日本中の多くの「犬猫保護活動家」がそんなことやってるから、動物たちは一向に幸せになれないんです

犬猫は、日本の現状におかれている「犬猫全体」をみなければいけないんです

すぐに出る「子犬」の保護は、はっきり言って「行政」にやらせるべきです

「子犬」の譲渡希望をする一般」の人はとても多いです

希望があった時に事前審査をしておいて、犬がセンターに入ってきた時に譲渡すれば手間暇もかかりません

そういうこと、行政にさせないで、すぐに出る子犬ばかりを引き取りたがるところに問題があると思います


もうこういうのをみると、世のなか「金・金・金」でイヤになりますね

ちょうど1年前にある団体が年老いたラブラドールを安楽死させるという話があり、その犬のことを気にかけていたTさんが、わたしに相談をしてきました

ラブラドールに「チャチャ」は苦しんでいるわけでないのに安楽死はおかしいと思いわたしが引き取りました

依頼者のTさんは「エンジェルス」のファンでした

Tさんは、わたしに依頼をする前に、エンジェルスの理事に何度も相談をしたそうです

エンジェルスの理事も、その保護施設に出向いたそうです

Tさんも、エンジェルスの施設見学に行ったそうです

エンジェルスは「チャチャ」の保護を断ったそうです

でもTさんはエンジェルスファンで、
「自分のへそくりを全部エンジェルスに寄付した」って、嬉しそうに言ってました

チャチャがいた施設は、その後エンジェルスの支援を受けるようになりました

目的は何なのか、わかりません、、

エンジェルスは全国に支部を作っているそうなので、将来はそういう目的なのかもしれませんが、、、


タレントの「杉元彩」さんは、エンジェルスから犬を譲渡されています

その関わりからと思いますが、エンジェルスの弁護ともとれる発言を時々しておられます

エンジェルスは「広島ドックぱーく崩壊」のレスキューで多額の使途不明金を出して一躍有名になった団体ですので、、、

杉元彩さん自身は、「殺処分反対」や「毛皮反対」など、幅広い活動をされていますが、
エンジェルスの弁護などすることに関しては、
「エンジェルスの広告塔」にされている印象を受けます

エンジェルスのことをいろいろ書きましたが、こういう団体は日本に山ほどあります


その一番大きな団体が「日本動物福祉協会」でしょうね、、

大きなお金を動かす=勢力を持つ
ということです


もしわたしが「選んででも」警察からの犬猫の引き取りを続けていたとしたら、、、

おそらくわたしはわたしでは無くなっていたと思います

違う人格の人間に変わり果てていたことでしょう

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