2013年10月1日火曜日

小型雑種犬「シロ」の報告

今日は、もうひとつ、「りょう」と近い時期に起こったことを報告します
雑種犬「シロ」について

うちには、保護してから飼い犬にしたちょっと大きめの雑種犬「白」もいますが、小さい方の西脇市の多頭飼育男性から保護したシロについてです

「シロ」はフィラリアが原因で亡くなりました
まだ3歳と若く、5キロと小さめのとても可愛い子でした
ちょっとシャイで人みしりなところもありました

2年前の譲渡会で出会ってから、今回こそはシロを引き取って何とか幸せな家の子になって欲しいと思っていましたが、かないませんでした

↓亡くなった時のシロ

最期はちょっと苦しんだけど、とてもおだやかな顔で逝ってくれました
元飼い主の男性Kに散歩もさせてもらえず、環境や飼い方から2年前に一時的にあずかった時よりも、少しきつい性格になっていましたが、うちによく慣れて、散歩のときははしゃぐようすもみせてくれました

時間と体力がなく散歩できない日でもなぜかシロは優先していました

ほんの5分くらい、下を川が流れる橋の上で座って抱っこしたり、、
せめてシロをそうしてあげていてよかったと思います

娘のティノちゃんは幸せになってくれたし、、
亡くなってすぐは、シロ、うちにきてかまってやれなくて可哀そうなことしたって、ちょっと後悔もしましたが、今は、やっぱりうちに来てよかった、、
そして、シロはうちで最期を迎える運命だったんだなって、、
してあげたことは少しだったけど、シロと二人で風に吹かれた思い出はずっと残るから、、

シロ、ありがとうね
1年前に亡くなった兄弟のコロちゃんと、そしてその後に産後すぐにダニによるバベシアで亡くなったコロちゃんとも、天国でいっぱい遊んでね(*^_^*)

シロの亡骸を埋めて、そのそばに、その後まもなく亡くなった子猫「大」を埋めてあげました
一人じゃさみしいからね

この多頭飼育のKは、同じ兄弟の犬に「コロ」と言う名を2匹に付けてみたりとおかしなことをします

このKは、一切散歩をしないししつけもせず、ただ、本人は可愛がってると思ってるのですが、ただの猫可愛がりなので犬たちは成長とともに他人にとても攻撃的になっていっています

シロを3月に引き取ってから5月くらいにKの家に行った時は、4匹に囲まれて集団で噛まれるかと思いました
1匹だけ攻撃性がましな子がいますが、、
飼い方でそうなってしまうんです
可哀そうに、、、

そして少し前にこのKがまた犬を迎えたと言いました
そして、この子はどうしても自分の手元に置きたいと、、

オス3匹は去勢していなく新しい犬は1歳のメスです
メスに避妊手術をするまで絶対に隔離するように伝えましたが、しばらくして聞くとやっぱり一緒にしていました
もう、何を言って無駄です

その子はうちで引き取りました
どうしても返して欲しければ、まずちゃんと仕事をして稼いで、そのお金でオス3匹を去勢してからだと伝えました

でも無理です
仕事しないですから
ちょっとしても酒・たばこに消えてしまいます

いくら言ってもそんなだからもう返さないことにしました
うちで里子に出します
↓サリー

サリーは奄美大島に2匹で飼われていました
飼い主が兵庫県西脇市に引っ越してきて、2匹とも吠えてしょうがなく飼えないとなり
1匹は他にもらわれ、もう1匹をKが譲り受けました

もうKからしたら犬はおもちゃなんですよ
甘やかしほうだい、何でも食べさせほうだい、散歩はしない、、で、、

K自身が赤ちゃんの時に里子にもらわれたらしいのですが、両親がとても甘やかして育てたそうです

結婚後2人目の子どもが生まれる前からバクチにはまり数千万円の借金、、
それを親が肩代わり、、離婚して35才からアルコールにはまり中毒に、、
西脇に断酒会というのがあったらしく、そこの勧めで神戸市西区の垂水病院でアル中の治療を数カ月、、

ましになったもののアルコールを朝から飲む生活が続き、仕事はろくにせず他人から小さい額に借金を繰り返す、、

母親には勘当して籍を抜かれ戸籍上母親は孫であるKの息子を自分の孫にする、、

現在90歳の母親は、Kにきびしいのかの思いきや、しゅっちゅうKを自宅に読んで食べさせている、、
結局母親がKを籍から外したのは、自分がKの借金をかぶらなくてもいいように、、
という、失敗した子育ての責任も取らずに逃げてるだけという始末です

シロを引き取ってしばらくしてから自分からKは言いました
「3年前、犬を30頭に増やしてアーク(NPOアニマルレフュジ関西)にレスキューされた」と、、

その時隣家に住む女性が犬好きで、最初何頭か避妊手術をしてくれたらしいのですが、30頭まで増えて、「Kさん、もう限界やで」と、アークにレスキューも求めたということです

その時アークにお願いして、オス2頭だけ手元に残してもらったそうです
アークのオリバーさんは引き取る時に、
「後で返して欲しいと言わないと約束してください」と言ったそうです

Kはそれまで住んでいた家を強制退去となり、知人の家に間借りしました
その知人の家がメス犬を1頭飼っていました
「チップ」というチワワとダックスのMIXです
その知人がチップを可愛がっていないと見えたらしく、俺が世話をすると言ってチップを自分のオス2頭を一緒にしました

そこからまたどんどん増えていくわけです
犬好きな人がもらってくれることもありましたが、12頭になった時に私が他団体と合同で開催する譲渡会に参加したいと連絡がありました

そこからです
このKとのつきあいが始まったのは、、
その頃、チップが子犬を産みました
子犬は小さすぎてまだ譲渡会に出せなかったので、希望者に紹介することに、、
そのころまだ保護活動初心者で、紹介の人で直接Kのところに犬を見に行ってくれる人とは電話で話しただけで誓約書を交わしていませんでした、、

その時に紹介した一人がTで、今年里子に出た「るん」「ロビン」「レン」「ひまわり」の元飼い主です
Tはチップの子1匹をKから直接譲り受け「ココ」という名を付けました
看護師をしていて経済的には問題ない、避妊もすると約束しました
しかし、つぎにまた、明石公園の譲渡会に来ていた「ロビン」を直接自宅までもらいに行きました
わたしはTがいいかげんな人間と思いませんでした

手術のことを電話で話すと
今獣医と相談中だとか、、今2匹とも具合が悪いとか、、

ロビンも元飼い主がとてもいいかげんな飼い方をしていたので、幸せになると思ったのですが、Tは避妊・去勢を怠り子犬を産ませました

そしてTは無免許運転で、しかも職務質問から逃げて事故を起こしわたしが4匹を保護することになったのですが、、、

KとTとのあいだで誓約書を交わしていたらTから犬を取り返すこともできたのですが、、

Tとはもう、今現在全く関わりがありません
Kとは、、

関わりを絶ちたいですが犬がいる、、
だけど犬はもう凶暴になっていて、わたしが保護できる状態ではない、、
と言った感じです

わたしはKにこの前はっきり言いました
「あんたは3中毒や
酒・たばこ・借金を常にしとかな生きていかれへん人間や
仕事する?口だけやろ」
って、もっときついことも言ってますが、何言ってもこたえないんですよね、、
何言われても何とも思わないみたいで、、
人に金せびって酒たばこ飲んで、そのくせ自分の身体は心配で、、

ほんまにせこい人間です

こんな人間が動物に依存するから動物が不幸になるんです
これからKの犬をどうしていくかは、、
またその都度考えますが噛む犬なので難しいと思います

サリーも奄美大島で散歩もさせてもらってなかったのがよくわかりますしガリガリです
最近少し散歩に慣れてきて、室内飼いでそろそろ里親募集をするつもりです

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