2014年2月3日月曜日

ポッキー譲渡/ご支援のお礼/「神戸市」「兵庫県」の憂鬱

●飼い主が「うつ」により自殺した「片目のチワワ」ポッキーを譲渡しました
昨日滋賀のあずかりさま宅より連れて帰り、今朝里親希望の方に連絡を入れたところ、すぐに岡山から先住チワワふたりを連れて相性確認に来てくださいました



ポッキーをゲージから出して相性をみたのですが、小さく「ウー」と唸りました
里親さん宅には猫もいますので、ポッキーをうちの猫と確認したところ、猫に対しての方が気をつけないといけない気がしました
里親さんはこれまでゴールデンを飼われた経験もあり、2カ月前までオスのチワワもいたのですが、オスの子が亡くなったそうで、「ペットのおうち」で、高齢で片目がないポッキーを見て、「どうしても飼いたい」と希望をいただきました

おくさまもだそうですが、とてもおおらかな方で、これまで飼われたわんちゃんを大変大事にされてきたことがお話や柔和なお顔から感じました

とてもいい方に出逢えたな、、って、わたし自身幸せな気分になります

相性が悪ければ返していただくことになっていますが、じっくりと慣らしてくださる努力をしてくださる方です
本当に、ありがとうございます

そしてポッキーをあずかってくださった滋賀のOさま、本当に、ありがとうございます

ちなみに里親さん宅のチワワは、一人目はペットショップで、二人目は里子だということです

命を売買せず、里子を迎えるという選択は、たったひとつしかない命をつなぐということの証です

里親さんのように、相性の問題もあるのに、飼い主の自殺、そして片目が無いポッキーを「どうしても」と言っていただける方、、涙がでるほどありがたいです

●1月31日付でNさまより3千円を振り込みいただきました

●2月3日付でYさまより1000円を振り込みいただきました

みなさま、あたたかいご支援をいただき、誠にありがとうございます


☆今日は他に嬉しいお知らせがあります

本当は、1月31日に「神戸市」から引き取る犬は、垂水区役所に連れて来られた放浪犬(首輪あり)のはずでした

1次審査はOK出たのですが、現在神戸市の譲渡候補犬が多く、置く場所がないという理由で、、、

神戸市は、収容犬房と譲渡犬房をきっちり分けていて、いや分けているのはいいんですよ、、
ただ、融通を利かせて、譲渡犬房がいっぱいの際には、収容犬房もそれにあてて欲しいんですね
そういった提案をしてきたのですが、ずっと受け入れられなくて、、

京都市はそういう方法に加え、収容棟の廊下にゲージを置いてでも命を繋ぐ努力をしています
そのことを話しても、「京都は京都だから」とお決まりの言葉で、、、

それから今、子犬の譲渡犬がたくさんいるというので、「早く譲渡してください」と言ったのですが、皮膚とか、少しでも心配な部分があると、完璧に直してから譲渡しようとするんですね

なので、
「命に問題があるわけでないのだから、そういった事は譲渡先の一般家庭でしてもらえばいいことです
それが家族を迎えるということですから」
と話し、回転をよくしていくことを提案していたのですが、これも聞き入れられず、、

で、この雑種犬を引き取ることにしたのですが、急に
「飼い主持込のダックス4頭のうち1頭とヨーキーが殺処分するかも?」と言われました

その数日前に野犬を引き取りに行った際は、湯木氏に
「ヨーキーは腫瘍があるけれど、神戸市から病院で治療をして譲渡する」
「ダックスも神戸市から譲渡する」
と聞いていたところでした

それが急に
「置く場所が無い」ことを理由に殺処分になるかも?と、、

でもその翌日に再度電話で聞くと
「場所の問題もあるけど、ダックスは高齢、ヨーキーは腫瘍が問題だから置けない」と、、
どうしてこう、言う事が二転三転するのか不思議です

現在引きうけてくれる団体を探しているがどこもいぱいと言われると、、、

「だったら今は中型以上の収容室は空いているのだから、そこを使えば?」と提案したのですが、

「中型用は中型に、小型用は小型に」という考えを貫き通します

小型の収容室も大きいんですよ

大型でも十分いけます

中型が野犬でいっぱいの時も、
「井上さん、引き取るなら早く、でないといっぱいになる」って言われて
何度も往復して急いで引き取りましたが、、、

その時も、
「次に来た子は小型用に入れればいいじゃないですか
京都府なんて、こんなにりっぱな設備じゃないんですよ
京都市だって神戸より狭い
だけど、必死で命繋ごうとしてる」

って言いましたが、全く聞く耳を持ってくれません

神戸市と兵庫県は「聞く耳を持たない」「歩み寄りの気持ちが無い」
ということを、痛切に感じました

行政自体がよくなろうと努力しないんじゃ、いくらわたしが提案しても何も変わらない、、
うちが引き取ってあっという間にいっぱいになる、、
うちは殺処分対象になる子を引き取るのだから
簡単に里子に出ない子も多い

これじゃ、何やってるのかわからない、、
悩みました

神戸市動管に入る前から予測はしていましたが、入ってみて
ここまでか・・と思いました
飼い主不明の子には
公示期間の約1週間、全く触れず見ていない

おりの前に近づいて、犬が近寄ってくるか?しっぽをふるか?その程度の確認

で、そこそこ問題無さそうな子は、公示期限切れと同時に1次審査・・

全くコミュニケーションをとっていない状態での審査、、
これじゃ、天性陽気な子以外、びびってしまう、、

平成25年4月からは、日本動物福祉協会CCクロが平日の収容棟の犬の世話もするということでそれまで土・日・祝のみ1万円の委託費を神戸市が日本動物福祉協会に払ってきたのを毎日1万円支払うことになり、今年度は神戸市から日本動物福祉協会に365万円が渡りましたが、実際、野犬の引き取りで手伝ってくれたのは、「作業員」とか「技術員」と呼ばれる男性3名でした

普段犬の世話をしている人が一番よくわかるはずなのですが、、、

作業員さんは、ある程度ですが野犬のことを把握していて、、

それじゃCCクロは収容棟の犬の世話をしていないんじゃないか?と疑問がわき、竹原氏に聞いてみると

「午前中は作業員の方がしているかもしれません
午後は日本動物福祉協会がしているはずです」
と、、、

だったら、平日の収容頭の犬の世話をするから「日本動物福祉協会」に平日も1万円を出すようになった、、、

というのはおかしいです

飼い犬の「しつけ相談」に、中塚圭子ドックトレーナーに時給4千円っていうのも、おかしいです

どの職員も、「犬に愛情を持たないから、犬のことを見れない、、
犬をわからないしわかろうとしない、、」
そういう職員ばかりだから
犬の世話に1日1万円を税金から日本動物福祉協会に払うとか、、
電話相談に時給4千円もかけてバイトを雇うとか、、
そんな発想になる・・というか

癒着が生まれてくるのだと思います

結局、神戸市も兵庫県も、行政自体が変わるつもりがないので、、
やはり人事の問題であると、、

動物愛護に力を入れない神戸市長や兵庫県知事もおかしいですし、、

ただ、人事は変えないといけません

人事課に意見と、そして財務課に、委託費としての税金の無駄使いを意見しています
これからもしていきます
特に3月いっぱいまでは、、

そういった、いわば絶望気分のなか、今日、嬉しいことがわかりました

垂水区役所から来た雑種犬を
「ペッツ フォー ライフ ジャパン」が引き取る旨の連絡があったそうです
そして、11月から「神戸ナナプロジェクト」がおさえていた(ビーグルならもらってくれる人がいると思う
探すからおいていて欲しいと言って、その話が破断になり緊急募集をかけた子です)
ビーグルに、飼ってくれる人が決まったと、連絡があったそうです

よかった・・の一言です

神戸市と会議をして、「市のHPに、譲渡団体を募集する」との約束をもらいましたが
2カ月間放りっぱなしされ竹原市に意見をしました
今週中には実現させるそうです

あと、「飼い主不明犬の公示」のページに
「飼ってくれる方募集」を書くといった約束は、その後、やはり気質がわからないうちに募集するのは問題がある、、
老犬なら噛むこともほぼ無いだろうから、高齢疾病犬のみその表示をする
と言っていたのも放りっぱなしされ、、、
竹原氏に意見したところ「予算が無いので4月から」と言われました

どういう意味か?聞いたところ、
「高齢疾病犬だと血液検査などしてからの譲渡になるのでお金がかかるから」と言われました

「だったら、その委託費をやめてそっちに回せばいい」と言いましたが
竹原氏は
「日本動物福祉協会」への委託費と
「ドックトレーナー中塚圭子氏」への委託費は
絶対に必要だと引きません、、

どうしてこう、効率が悪いのか、、と思います

「神戸市」「兵庫県」に関しては、本当に頭を痛めます

京都市は、
「行政の努力する気持ち」に、「応援し協力する個人ボラ」が集まり、そうなることで
「行政はもっとがんばろう」と、、相乗効果、、ですね

いい行政のやってることをみんな真似すればいいと思うのですが、できない行政はくさすんです

数年前、兵庫県動物愛護センター三木支所に行って話した際もそうでした

熊本市のがんばりを見本にしてほしいと言うと

「でも熊本市の付近の自治体に熊本市のせいで犬がたくさん棄てられてますよ」

とか、、、

できない、努力しない行政ほど、そんなふうに言うので、がっかりです

やはり、地元の「市民・県民」が本気で意見や陳情をしないと変わることはないでしょう

●ある方へ返信したメール



1 収容棟の照明は暖房らしいです
前に、「照明型の暖房」と言ってましたので、、

2うちに来た男性は、竹原さんです
湯木さんと来ました
あと、センターの作業員(技術員)の方が2名運転手として来ました
運転免許を持っているのに、別に運転手が2人も、、驚きました

3 その女性はよくわからないのです
事務とかでしょうか、、

そうですね
コミュニケーションが無いという表現より、みんなが湯木さんの指示に従うだけ・・という感じです

予測はしていましたが、ここまでか・・と、センターに入ってみて痛感しました

「神戸市動物管理センター」という小さな会社の社長が湯木さん、、っていう感じです

譲渡団体の募集のホームページ記載も、会議をしてから2カ月間、放りっぱなしで、、
おととい竹原氏に電話でお願いして、やっと2月頭に掲載すると言われました

神戸は、神戸市自身が「変わろう」とする気持ちが無いと実感しています

いろんな提案をしていますが、全て退けられ、聞く耳を持たない、というか、これまでのやり方を変えるつもりはないようです

湯木さんがセンターに入った直後に譲渡が減り、殺処分が増えたのは事実です

平成19年度
「犬の殺処分」430頭
「犬の譲渡」85頭

平成20年度
「犬の殺処分」661頭
「犬の譲渡」59頭

この数字が、湯木さんが入る前と入ってからの差を顕著に表しています


湯木氏は19年4月にセンターに入っています
その翌年から、数字が変わっています
日本動物福祉協会にいた「松田早苗氏」から受けた影響も大きいのではないか?とわたしは思います

松田氏は映画「犬と猫と人間と」に、神戸市の関連人物として出演し、
「殺処分ゼロはありえない」と発言し、自信のブログで
「熊本市はネグレクト、神戸市の安楽殺が正しい方法」と発言した人物です

1月頭にも、神戸市動管に来ていました
松田氏の教えはまだまだ残るでしょう

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