2013年11月30日土曜日

2013年11月29日「神戸市動物管理センター」に直談判④

⑥譲渡基準(一時審査・二次審査)の見直しについて

この審査の内容の見直しもするということになりました
ただ、昨日の段階では、具体的にどのようにするかまでは決まっていません

しかし、一番の問題である「義手を使用した審査」について、かなり抗議をしました
↓これが2次審査で使われる義手



わたしがセンター長から聞いたのは「中に粘土を詰めたゴム手袋」でしたが、そうではありませんでした

しかし見てびっくり!
手の形をしたものに、ものすごく長い棒が付いている

青色の、腕に似せた部分の端っこがちょうど肩の位置まであります
そしてその先にまだ30センチ長さの黒い棒が付いている・・・

もう、これにはあきれました

こんなもの、どう考えたって犬にしたら人間の手に見えませんよ

しかも、フードの皿にこの手を入れる審査の前に、人間が黒い柄の部分を持って、ご飯を食べている犬の口元を、この義手の部分で触る審査をするという・・・

もう、あきれます

食べてる最中に、こんなもんで口触られて、そのあと更に義手を突っ込むと、、、

わたしとYさんとご主人と、、3人とも言いました
こんなもん、どんな犬でも噛むぞ!

だいたいこんな義手で、しかも棒が長くて人間の手からだいぶ離れているんだし、犬からは人間の手の匂いがしない
ただの石油製品の匂いだ

手と思わず噛む子もたくさんいるはず、、、

こんな意味のない、そして可哀そうな検査、すぐに止めろと、、、

しかし、湯木氏は、これを大事そうに抱えて、「絶対やめません」と、、

はあ・・・

わたしは言いました
「灘警察から来た黒のダックス、、灘警察は優しいから、担当が敷地外でも散歩させるし、2週間置いてくれる

その優しい担当の女性と直接話した

警察に来て、リードを付け変えようとしたら指を噛んで血が出た、、
だからそれ以外あの子にはあまり近づいてない
ごはんとトイレの世話だけしていた

(センターには、警察で噛んだという連絡が来ている)

それがやで・・・
センターに来て、なでさせるし抱っこもさせるようになったんや
それはセンターの人間が優しいからじゃない

あの子はあの子なりに学んだ
努力しとっやんや

それをやな
あのしょうもない義手の検査でご飯中に義手噛んだ

それだけで殺したんや!

なんで、学んでる・・犬が努力してる途中経過を見守ってやろうとせえへんのや!
と、怒りました

この件では、長く話し合い、結果、湯木氏は
「この審査は続けますが、噛み方や、犬の行動を見るようにして、ただごはんの時に噛んだからという理由だけで2次審査で落とすことは辞めます」と、、、

これが6つ目の前進です

審査全体の見直しについては、後日話合いの場を持つことになりました

その際わたしは、実際に一次審査・二次審査の場面に立ち会わせてもらうことを要望しています
そして湯木氏、北村氏、中塚氏と、話し合います
これは実現するでしょう

湯木氏には言いました

昨日収容されていた黒い雑種犬、いつもなら「殺処分」と決める子でした
それは「おびえているから」という理由で、「神戸市側」のいう「社会復帰困難」ということで、、、

しかし湯木氏には言いました

わたしらも、審査から落とされる子を救う努力するけど、審査基準ごとみなおして、もっともっと神戸市から一般譲渡犬にする子を増やさなあかん、、と

それから、毎週金曜に来る「電話しつけ相談」の中塚圭子氏の仕事ぶりも見学することになっています

税金で、高い給料持っていきますのでね


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