2013年4月4日木曜日

給食で死ぬ??

地元Dさまに猫トイレ用に寄付していただいた新聞紙・・
トイレ交換の時、すっと目が行きました

3月24日(日)京都新聞 1面(表紙)下部の書籍の広告欄


わたしは7年前から新聞はとっていないのですが、これをみてちょっと感動・・
「世の中ちょっとは変わるかも?」

「給食で死ぬ!!」 
大塚 貢(元真田町教育長)
西村 修(文京区区議会委員)
鈴木 昭平(エジソン・アインシュタインスクール協会会長)

表紙
いじめ・非行・暴力が
給食を変えたらなくなり、優秀校になった
長野・真田町の奇跡!!

見出し
●荒れていた中学が「給食」と「花」で優秀校に
●揚げパン、ソフト麺、スパゲッティ、肉食ばかりの給食・・・
●何年たっても腐らないパン、ハム・・・
●子どもたちに魚と野菜を
●食を変えて、子どもが変わり、大人も変わり、犯罪件数が半分に
●凶悪犯罪と食べ物の密接な関係

静岡県三島町、福井県小浜市も実践


井上です
わたしは昭和39年生まれです
神戸市北区の田舎で生まれ一学年9人、幼稚園から小6までもちろんクラス替えはなし
公立ですが、小学校と同じ敷地に幼稚園もあって、幼稚園から電車で通っていました

小さな小学校で、毎日アルマイトの食器とおはしだけを持って行き、「給食のおばさん」たちが毎日学校で作ってくれるものを食べていました

その頃は、、コッペパンに牛乳とマーガリン(たまにイチゴジャムやチョコクリーム)が毎日で、
あとは、「大きいおかず」と「小さいおかず」他、たまにだったと思いますが、ヨーグルトやみかんなどのデザートがついてきてたと思います

その頃、ヨーグルトが大嫌いで、スプーンで混ぜてどろどろにして、鼻をつまんで一気に飲んでいました
絶対に残すとダメでしたし、残そうという気もなかったですので・・・

くじら肉をしょうがで甘辛く煮たのも出ていました

今も神戸ではくじらを出すみたいです

娘も神戸の小学校でしたが、その頃は週に2回は、ごはん食になっていたと思います

給食って、親は楽なのですが・・

中身が良くないんですよね

いや
給食に限らず、一般に売られているものの多くがそうです

食べ物や環境で心とからだは造られます

最近多いがんとか、心の病気なんかも、結局は食べ物と環境なんですよ

病院で病気だって診断されないから健康っていうわけじゃないんです

もちろん最低限の「健康」の定義は

「快眠・快食・快便」なのですが、これは目に見えることであって
目には見えない「健康」のものさしがあるんですね・・

そういう意味で、本当に健康になるには・・
やはり「食べ物」と「環境」が、とても大切なんですよ・・

元々日本人は基本
「まごわやさしい」食だったわけです

ま(豆類)
ご(ごま)
わ(わかめなど海藻)
や(野菜)
さ(魚)
し(しいたけなどきのこ類)
い(いも類)

それが戦後欧米のようなパン食や肉食に替わってしまったのですね

きっかけは・・
第二次世界大戦

日本は敗戦し、ユニセフやアメリカから援助を受けます
その内容は、

脱脂粉乳、全脂粉乳、チョコレート、干しぶどう、小麦粉、砂糖、缶詰等

生活必需品では、石鹸、缶切、木綿地シーツ、シャツ、毛布、パルプ・紙、肥料、化学医薬品、牛など動物(1万頭あまり)、等

1952年にアメリカによる日本の占領が解除されてからも、アメリカの政策を引き継いだ日本政府や大企業は、国民の健康よりも金儲けを優先し、農業主体だった日本を減反政策などもして、工業主体にし、学校給食にもパンと牛乳を導入しました

このあたりは、アメリカの作戦ですね・・
自国で余っている牛乳と小麦粉をなんとかしようと、最初は援助という形を取りましたが、学校給食に取り入れさせるとかなりの量がさばけますので・・

この輸入小麦粉というのが、かなりのくせものなんです
ポストハーベスト(収穫後農薬散布)と言って、長期間保存しても虫がつかないように収穫してから薬がまかれます

参考
<輸入小麦を使った食パンから有機リン系殺虫剤が検出>

この農薬は、アメリカで小麦を長期間保管するときに虫から守るため、収穫後に混ぜ込むポストハーベスト農薬です。
有機リン系殺虫剤は神経毒性があります。
また、ごく微量で、化学物質過敏症の人に、風邪やゼンソクのような症状を起こすこともあります。
*参考資料 「食品と暮らしの安全」日本子孫基金

ポストハーベスト農薬は、アメリカ産の輸入小麦に使用されており、パンの他にも輸入小麦粉を使った食べ物は、菓子類、めん類、パスタ類など数多くあります。

それからパンに関してはたくさんの添加物も含まれるのですが、もうひとつ大きな問題、「イーストフード」というやっかいものがあります
「イースト」自体は天然に存在する酵母なのですが、発酵のための培養に、「リン酸アンモニウム」などの化学肥料の一種が使われます
培養したあとは取り除かれますが、酵母の細胞の中にまで入り込んでいるので、完全には取れません

※イーストを開発したのは第一次世界大戦下のドイツです
短時間で大量に作って戦争中大量に輸送しやすいような形にしたものが、食パンのはじまりだと言われています

ですので、やはり天然酵母を使ったパンが身体にいいのです
しかし、最近「天然酵母」というパンをよくみかけるようになりましたが、ラベルを見てみると、添加物だらけ・・??っていうものもよくみかけます

からだによさそうなイメージを販売促進に利用しているだけのようですね


牛乳に関しても、人は乳糖を分解できないので、乳糖と結合したカルシウムも分解して吸収することができません

未消化の乳糖が大腸で発酵して有害物質になったり、吸収されないカルシウムが鼻炎やアレルギーの原因になることもわかってきています

それから、乳製品を多く摂ると、骨粗鬆症や乳がん、前立腺がんになる割合が高くなることも知られてきています

もともと日本の土壌や水にはカルシウム分がほとんど含まれませんでしたので、海藻類を食べ、そのカルシウム分の吸収を助けるものとして、たんぱく質の大豆食品やビタミンDを多く含むシイタケや天日乾燥食品を摂る方法が最適なのです

給食でからだと心を壊さないように、学校などに改善を要望しましょう
自宅でも、食事を改善しましょう

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