2013年4月15日月曜日

犬の「チャチャ」永眠しました

本日14時45分、ラブラドールのチャチャが永眠しました

2月までは寒くて家の中の土間にほとんどいました

うちは冬雪が降ると凍って1週間くらい散歩にいけないこともざらでした

3月に入ってあったかくなったので、猫舎のある土間の空間でチャチャを生活させました

ここは、シャッターを開けると外の風や、午前中は日差しも入ってあったかです

チャチャも、後ろ脚が悪いながら、春になるのを待っていたように、裏庭へ歩き出しました

約半年前にチャチャを別団体から引き取った際もそれくらいしかあるけませんでしたが、3月からは、ノーリードにして裏庭だけは自分で行ってもいいようにしていました

歩くことと外が大好きなチャチャは朝7時くらいから、裏庭の20メートルほどの場所でゆっくり歩いたり草を食べたりと、連続1時間くらいは立ってたりしました
その後は夕方までじっと寝ていたり、少しだけ移動したりしてました

3月は雨が降らない日は毎日こんな感じで1日中、外で風邪にあたりながら寝転んでいました

4月に入ってから、食欲が落ちると同時に後ろ足がかなり弱ってきました

たまに少し自力で立つだけでしたが、立てない時も前足で土を踏ん張ってよく移動していました

2週間前からは、たまに胸から上をおこすだけになり、1週間前からほとんど食べなくなり3日間はサプリのみで・・
その後は全くなにも受け付けなくなりました

時々吠えては、「おしっこ出たよ」「うんちでたよ」と知らせたり、そばに来て!と甘えて呼びました

昨日とおとといは、時々は吠えても、もう頭がぼーっとしてる感じに思えて、時々なでてあげると吠えるのをすぐに止めました

今朝からは、頭がしっかりしているように思えました

わたしがしょっちゅうそばを通るので、姿を見ると口を動かしてわたしを眼で追ったり、嬉しそうに
しっぽをゆっくり地面に「トントン」とたたいていました

2時半くらいに、チャチャの心臓が動いていないと思い頭をなでると、少し口を開けて合図してくれました

「よーしよし、大丈夫、なーんにも怖くないからね、みんないくんやから・・
チャチャはずっと我慢したんやから、今度は絶対幸せになれるからな」
って、話しかけ
電話が鳴って10分くらいその場を離れて戻ったら、もう息がありませんでした

最期の瞬間をみせないでおこうと思ってくれたのかも?

今朝からのチャチャの合図は最期のあいさつだったのかもしれません・・

なんもしてやれなくてごめんなあ・・と、頭をなでながらお別れをいいました

チャチャは、足が悪くても、うちに来て、歩こうとしました
よたよたしても、倒れても、歩きたいと必死でした

その気持ちが大切なんじゃないかな?
その一生懸命さが、大切なんじゃないかな?

人間はみならわないとね
チャチャのあきらめないところを・・
チャチャはよく昼寝しながら前足を歩く時みたいに動かしてました


チャチャは若いころはチャンピオンともてはやされ、その後高齢になってから飼い主がマンションに引っ越すからと施設にあずけられました

そこでも愛してもらえず安楽死になるかも?と人づてに聞いて引き取りました

安楽死っていったい何?
チャチャは最期まで苦しんでなんかないよ


わたしが保護活動を始める寸前に、大阪の「アーク」(NPO法人アニマルレフュージ関西)に3年前に電話で聞いた話です
犬は16歳以上は安楽死、猫はエイズなら安楽死って・・

なぜ聞いたかというと
会報(一度物資を寄付したらそれ以降送ってきていました)に載っていた死亡数の割合があまりに多かったから・・

いや、安楽死って・・
16歳以上の犬やエイズの子、苦しんでないのに殺すの?って・・

数が多いから、、だそうです
猫エイズの子はキャリアなだけで発症してない子です

わたしが
「持ち込んだ人は、それで納得するんですか?」って聞いたら
「保健所でガスで殺されるより注射のほうがいいからって、納得します」って・・

唖然としました

電話で聞いただけでは信じられなかったのですが、数か月後の会報にその事実が載っていました

「今日は誰それのその日でした」・・みたいな始まりで、堂々と詳しく書いてあり、その子に定期的に会いに行っていた方がいろいろつづっていました
でもその人は、死なせることに何も疑問を持っていないようでした

その前に一度能勢に見学に行った時は、質素だけど手づくりで、いい施設だと感じたのですが・・

一度、神戸西警察にしゃもが2頭保護されて、緊急募集でかけつけてくれた京都府の犬と鳥の保護活動歴が長い男性が言っていました

アークから引き出している人もいると・・


注射で殺すから「安楽死」というのは間違っている

オリバーさんは完全に犬や猫の命のほうが人間より劣ると思っているのでしょう

「動物愛護団体がすることではない」

と、わたしは思っている


現在兵庫県篠山に大型施設を建築中のNPO法人アニマルレフュージ関西ホームページ
http://www.arkbark.net/?q=ja/











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