2013年5月18日土曜日

里子便り(ティノちゃん&チャコちゃん&黒猫ちゃん)

★ティノちゃんの里親さまより、おとといいただいたお便りです

こんばんは。
お世話になっております。
Iです。

今日、母とティノが動物病院へ行き、初回ワクチンの注射をしてもらいました。
次は三週間後に二度目のワクチン接種予定です。

また、今日検便の検査もしてもらい、寄生虫もいないとのことでした。

当初に比べると、まだ間もないですが、毎日の生活リズムもできてきて、色んな表情をみせてくれ、すっかり家族にうちとけて、徐々に安心して過ごせてもらえてるんじゃないかと思います。

次回ワクチン接種がらおわりましたら、またご報告させていただきます^ ^

それまでに、ご報告すべき事項ありましたら、お手数ですが、ご教示ください^ ^

よろしくお願いします。


★チャコちゃん

譲渡から10日過ぎた今日、里親さまに電話してみました

チャコちゃん、室内飼いでないとダメだと思ったら、玄関から出たところの屋根と囲いがあるところを自ら好んで選びその場所でご機嫌で暮らしているということです

無駄吠えも全くないし、使い古しの軍手やスリッパを与えておけば家族の靴を噛んだりすることもないという・・・

3日前に遠くに住む方の娘さんが訪ねてきた時に吠えて知らせてくれましたと・・
でもギャンギャン吠える感じでもないし、とにかく落ち着いて暮らしているそう・・・

時々引っ張るけど身体が前の子に比べてそう大きくないので引き寄せられるし、軽いあまがみはあるけどちゃんと自分で加減しているしまだ1歳くらいで子どもだから仕方ない、時間の問題だろうと・・

朝一番、がまんいていたトイレをするためにそわそわするのでそれさえしてあげればご機嫌でいるし里親さんもチャコちゃんが要求していることがわかると・・・

すぐそばに住む娘さんと、交代で散歩してくださっています

娘さんの子どもさんがまだ小さく、チャコちゃんがじゃれて飛びつく時に子どもさんが怖がるので、そういう時娘さんが叱るとちゃんとわかっている・・賢い子だと・・・


ということで、うちにいた時とは全然違う・・・

安心して落ち着いているのもあるし、やはり大きい子を何頭も飼ってこられたのと犬の気持ちが良くわかる里親さんだからでしょうね~

よかったねチャコちゃん(*^_^*)

↓うちにいた時、吠えてしかたないので車生活をしていた時のチャコ
 ↓犬用ガムをあげていたのに・・・
助手席シートベルトは完全に切れました
後部座席のベルトは、2年前に神戸西警察から保護して譲渡したポインターがいた時に噛んでわずかにつながっていたのがチャコにより完全に切れました(笑)



↓運転席と助手席のシートのスポンジもこんな感じに(笑)
今は、夢のストレス緩和のために昼間夢を車生活させています
もちろん暑くならない場所で・・
1日3回少しの時間ですがわたしと二人になって存分に甘えさせています
(家の中はどの部屋も猫でいっぱいでゆっくりできないと思うので)

走る時と夢が一人だけの時は危ないのでもちろんキャリーに入れますよ
夢はドライブが大好きです(*^_^*)
キャリーの中で毛づくろいとか、池野めだかのようなことやってます(笑)


★黒猫ちゃん

5日の譲渡会で里親さんが決まった西脇市マックスバリュー付近で保護した推定4カ月の黒猫ちゃん(メス)は2匹の先住さんと元気に遊んでいるそうです

2番目のオスの子が結構きつい性格ということで心配しておられましたが、保護した時に別々に棄てられて一緒に行動していたと思われる茶白の成猫(オス)とうまくやっていたのでたぶん大丈夫でしょうということでお試しから始めてもらいましたが、全く問題ないということでした

棄てられて心細かったんでしょうね・・
家についたとたん喜んではしゃぎまわり、その日のうちにそのきついオス猫ちゃんとも遊び始めたそうです

全く物怖じせずとても人なつこい可愛い子です
とおっしゃっていました

黒猫ちゃんの里親さんは以前も明石公園の譲渡会で譲渡させてもらった方です

とてもいい親子さんで、安心です(^-^)

マックスバリューに入っているあるテナントの若い店長さんが、わたしが保護する3週間くらい前に棄てられた2匹をみつけて餌をあげていました

「餌をあげないとマックスバリューのごみ箱を荒らすので・・・」ということで、優しい方ではあるのですが、次回からこのような子を見つけたら、お店にゲージなどを置いてまず保護をして(猫は人間よりもかなり寒さに弱いです
子猫なら今の時期はもちろん夏場でも夜などは保温が必要なことも多いです
 1カ月のパンダはうち(福知山の古民家)では昼間も湯たんぽ(低温やけどしない温度)を入れてゲージごと毛布で覆います
夜と昼間もまだほとんどファンヒーターを入れています
成猫でも寒さに弱い子はいます

のらの成猫なら外であったかい場所をみつけられますが、家の中に入れて保温なしでは寒いところに連れて行って監禁するのと同じです
あったかめにしないとそれだけで死んでしまうことが多いので気を付けて)
、お客さんなどで飼ってくれる里親さんをさがしてくださいね

とお話し、車に積んでいた当会の空の誓約書を渡し

●虐待者などの里親詐欺に注意するため必ず家までお届すること
●完全室内飼いで庭にもベランダにも出さない
●生後約半年で獣医師と相談しオスもメスも去勢をしてもらう
●万一迷子になったら、すぐに地域管轄の警察と保健所、動物管理(愛護)センターに連絡しないと殺処分されること
などを読みながらざっと説明しました

今回の2匹は黒猫メスが推定4カ月と成猫のオスなので、あと2~3カ月もすれば交尾し、不幸な子猫が産まれてしまうところでした

成猫のオスのほうは、今週去勢手術を終えました
エイズ&白血病は共にマイナス(陰性)でした

見つけた人それぞれが「不幸な命を救う」ことを実行してくれることで、たくさんの動物たちが幸せになれます


 
犬のチャコちゃんも、住民が保護して連れて行った警察の会計課(拾得物扱いになるので)の方やその警察署の考えが優しいので、絶対に管轄の兵庫県動物愛護センターには送りたくない!
殺処分されたくない!との思いで引き受けてくれるところをそのたびに探され今回チャコちゃんはうちで引き取り地域の新聞が里親募集の掲載をしてくださり幸せになることができました

ひとりひとりのがんばりがあれば、必ず命をつなぐことができるんです

先日書いた「神戸市動物管理センター」や「兵庫県動物愛護センター」などは、とにかく殺処分

毎日のように保護されては保護犬情報に掲載される子たちの数と、各ホームページに載っている譲渡犬候補の数を比較することで、各センターの現場で働く職員の意識レベルの低さ、「神戸市動物管理センター」に入り込み実質神戸市動物管理センターの実権を握っている「社団法人日本動物福祉協会(通称CCクロ)」のレベルの低さ、市役所や県庁の「生活衛生課 犬猫の係」の職員(事務方の担当)のレベルの低さ、神戸市矢田市長や兵庫県井戸知事のレベルの低さを物語っていますね

助けられる子をみすみす殺す、殺すことに何の疑問も持たない、ただ毎日日課として犬や猫の命をたっては得た給料で自分の家のローンや光熱費、子どもの教育費、食費、酒代、たばこ代や趣味などの生活費に使う・・

それを何とも思わない

いや
何とも思わない人だけがこういう仕事を続けられるんですね・・・
だからもう感覚が違う
何を言っても聞く耳を持たないとか、、

こういう人や行政に立ち向かうのは半端な気持ちでは続きませんね・・

今回遠方からも「神戸市動物管理センター」の電話回線がパンク状態になるほど
抗議がありました

おととい掲載した記事の「神戸市動物管理センター」の問題について
少しでも違和感を覚えた人、腹が立った人、神戸市へ抗議の電話をした人は
それで終わってはいけません・・

ご自分の住む地域はいったいどうなっているのか調べる、、
調べると言っても、ホームページを見たり電話で軽く効くだけでは真の情報は得られません・・

気持ちを入れて突っ込んでみる&足を運ぶ・・

実際に事業を見学に行く
データを調べる
少しでも疑問を感じたらドンドン質問して返答させる
返答の中身だけでなく、相手の人柄もみる(これはとても大切です)
まずはそこからです

そして行動を起こす

自治体に改善要求をする
インターネットを活用して問題を広めたり
街でパネル展や殺処分反対デモをやったり・・・
方法はいくらでもあります

そうすることにより
もっともっと変わるはず

犬や猫を当たり前に殺す
それを間違ったことでないとずーっと言い切り
改善の努力をしない
(口先だけで努力しているという自治体だらけです)

ネットでさわぎになった時だけ必死になるけど、その後は忘れ去られる・・・
というのは日本人によくある話です

犬や猫などの、人間にとってまず一番身近な存在の生き物を、そして助けようと思えばいくらでも助ける方法がある生き物を虐待(殺処分は日本の法がみとめた虐待です)し続ける日本という国である限り、何かがうまくいこうとも幸せな未来はありません



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