が、この一週間に「京都府動物愛護管理センター」にも、犬が4頭も入ってきました
柴MIX 10歳メス
カニンヘンダックス 5歳くらい メス
雑種 中型オス 6歳くらい 2頭
今のところ気質は問題なしと・・
ただ、おそらくこのなかにフィラリア陽性の子がいると思いますので審査落ちになる子が出てくると思います
フィラリア検査はセンターに来て約1週間でやるそうです
これについて、佐藤センター長に前から言っていました
「人慣れしてすぐに触れる子には、早く検査をしてください
ただでさえ場所が狭く、そのうえ「ふれあい事業」の犬たちが、センターの半分の場所をしめていて、そのうえ保健所からどんどんきて・・
「ペットのおうち」に掲載しても、決まるとしてもそんなにすぐには決まらないんだから・・」
センター長はそれに対してなかなか「うん」とは言いません
「京都府」は「神戸市」のように、収容犬房と譲渡犬房が別れているわけではありません
「京都府」は、↓のスペースが4つあるだけです
手前のスペースがこの広さ↓
(3月31日に引き取った飼い主持込チワワと1次審査中の中型犬)
奥のスペースが↓
(同じ日に引き取った6カ月のら犬の子)
手前と奥のスペースを1セットとして、それが4つあるだけです
「神戸市動物管理センター」の場合は、この1セットが大型犬房ひとつ分で、ここに今いる「パグ」「柴MIX」「野犬」が各房に1頭ずつ入っています
「京都府」は、触れる子は繋いでめいっぱいまで入れますので、1セットに、小型から大型までで、だいたい5頭くらいがめいっぱいです
それが4つ
そのうち半分=2つ分のスペースを、ふれあい事業の犬がしめています
ダックスとチワワ合わせて12頭
中型雑種1頭は、空いたところにいるようです
残り2つ分のスペースしかない
多い時は週に5頭くらい保健所から来る
まず京都府内にある7つの保健所に来た飼い主不明の犬は、10日から2週間は保健所で飼い主を待ちます
飼い主に戻らなかった子たちがセンターに来るので、センターに来てから飼い主に戻ることはめったにありません
ということは、10頭しかおくスペースが無いところに週に5頭が来た場合、2週間で満杯になります
気質などをみる1次審査で問題ないとしても、その後のフィラリア検査で陽性の場合は、「京都府」からの一般譲渡はせず殺処分対象になります
そこで、気質などの問題がなかった子に関して、当会は「ペットのおうち」で里親募集を行っています
ペットのおうちへの掲載の猶予期間は2週間と、「京都府」から言われています
が・・・
まず1週間様子をみる
そこで初めてフィラリア検査
それで陽性ならペットのおうちへ
となると、もしですね
1週間に5頭が入ってきて
それが2週連続だった場合、もう、そこで置くキャパがないんですよ
1週間待ってフィラリア検査で陽性で、そこから「ペットのおうち」で2週間掲載期間があっても、3週目に来る犬がゼロなんてこと、めったにないんですよ
冬場の1月や2月はまだ放浪犬が少ないんです
外飼いの犬も寒さであまり活発でないので迷子も比較的少ないです
あたたかくなる3月からは活発になるし、引っ越しで棄てる人間も出てきます
「京都府」の審査にうかって一般譲渡になった犬たちも、何頭かはこのスペースにいるわけですから・・・
どう考えても、このスペースでこのやり方(どんな子でも1週間待ってからフィラリア検査をする)じゃ、無理なんです
「だからふれあい事業なんてやめるべきなんですよ
生かせる子の場所を奪って殺処分へおくることになる可能性が高い「ふれあい事業」がいったいなんの役にたつんですか
殺される子をまず救うことが命を大切にすることでしょ
ふれあい事業の子はいつでも里子に出る子たちです
そんなことをしている人間たちが幼稚園や小学校に行って話をしたって、通じるものはありませんよ」
佐藤センター長は、絶対にふれあい事業はやめないし、やめようという気もないと言います
なので、人事課や佐藤センター長、神村氏の部署の上部の人にも電話で言いました
佐藤センター長の言っていることと、それから
「センターは、決まった時間に1日1回そうじをするだけ
普段の土日は誰も来ないんだから、金曜日の決まった時間に掃除して、次は月曜の同じ時間・・
ということは、
丸3日、おしっこうんちそのままですよ
室内で、180度しか身動きできない場所に繋がれて・・あるいはゲージに入れられて、その状態で3日もおしっこうんちそのままなんて虐待でしょ
一般家庭に「飼い方指導」に行く「行政」がやることですか!
それで、何が「ふれあい事業」なんですか
子供らに犬を触らせて、心臓の音聞かせて、、
それだけで満足してる
そんなんじゃ、子供に何も通じませんよ
そういう考えの人間が行ったって、意味がないということです
この冬に、2頭が凍死したのに、その反省の思いもないし、、
佐藤センター長と府庁の神村さんの人事、絶対変えてくださいね」と・・
わたしから意見の電話があったことを、その方から佐藤センター長と神村さんに伝えて、その後佐藤センター長から電話がありました
「今後も協力してやっていくのに、一度話し合いの場を持ちたい」と・・
4月10日に会議をすることになりました
今週センターに来た雑種の2頭は当会地元の中丹西保健所が、それぞれ別の場所で捕獲機を使って捕獲したそうです
保健所の担当山本さん(女性)に聞くと、
おそらく捕獲機を使わなくても捕獲できた感じだったけど、しかけてみたらすんなり入ったので、たぶん元飼い犬だろう
・・と
山本さんにお願いしました
福知山市の全地域の自治会の回覧板で
『飼い犬は、外では必ず繋いで飼いましょう
狂犬病接種済み票・または電話番号を書いた迷子札を必ず首輪に付けるか、首輪に油性ペンで電話番号を書きましょう
犬や猫は最後まで飼いましょう
万一いなくなったら、すぐに福知山警察と中丹西保健所に連絡しましょう』
というような内容を書いた紙を回覧板でまわして、福知山市民全体の目にふれるようにすることをお願いしました
福知山は田舎なので、自治会に入っていない人は少ないです
回覧板を全戸にまわすことで、一般の飼い主にはもちろんですが、猟師の目にもとまるので、「てつ」のように、猟犬を棄てる飼い主も、少しは人の目を気にするようになると思います
田舎の人は、とくに近所の目とかを気にしますので・・
そういう効果も期待して、お願いしました
山本さんは
「とりあえず市役所に相談してみます」と・・
また、結果を聞いてみます
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