2014年4月11日金曜日

「神戸市動物管理センター」より犬4頭引き取り

●昨日、「京都府動物愛護管理センター」での会議の後、「神戸市動物管理センター」へ行き、犬4頭を引き取りました

「京都府」との会議のことは、また書きます

「神戸市」より引き取りの子たち
↓4月8日に飼い主が持込 小さめ雑種メス 12歳
 ↓先週飼い主が持込 ダックス オス 3歳

 ↓昨日、飼い主が持込  シーズMIX オス 10歳


↓先週飼い主が持込 チワワ 6歳 メス
このチワワですが、センターの収容室でキャリーに入れる時に抱くと、「小さいのに重い・・」
この子の飼い主は、もう一頭一緒に持ち込んでおり、その子は中型柴MIX オスです

柴MIXはいくらか警戒心が溶けましたが、まだ触れる状態でないので、去勢をしているかどうかが見れません・・

チワワ、お腹がとても大きく、妊娠しているかも?
病院で診てもらってきます

西区はせたにの捕獲機につかまった「野犬」をみてきました(2回目)
昨日は前回よりも近づいて、そーっと少しだけお尻をなでました
逃げていましたが、ものすごいパニックという感じではなく、なでても歯を向けてはきませんでした

来週引き取れたらいいなと思っています

昨日センターに入った際には、小型犬房の空きはゼロ、大型犬房の空きが1室・・
昨日4頭を引き取ったので小型の空きが3、大型の空きが2となりました

またすぐに入ってくるでしょう

この4頭の飼い主の持込理由は
●引っ越し
●飼い主病気
●飼い主死亡

ほとんどの場合がこういった理由です
あと、たまに、人間側のアレルギーがあります

飼い主の無責任さと、生体販売のひどさを現しています

4月7日にガリガリに痩せたトイプードルが入ってきています
この子は動物病院が保護した子だそうです
推定年齢 6~7歳 食欲有り 
この子は現在公示期間なので、センターの保護犬台帳に載っています↓
http://www.city.kobe.lg.jp/life/health/hygiene/animal/zmenu.html

「神戸市動物管理センター」から兵庫県民への一般譲渡は、まず第一条件は、年齢が10歳を超えていない子なので、チワワとダックスは、本来年齢の面では問題なし、、あとは気質と健康診査なのですが、現在、収容犬房がいっぱいで、譲渡犬房もいっぱいのため殺処分対象になるので、4頭とも引き取りました

新規申請団体(まだ団体から書類の提出がないそう)が引き取りを希望している「パグ」は、もう、公示期限が切れて半月以上は経つと思います・・・
大型犬房にまだいます

そして、すでに公示期限が切れた「チワワ」は、すでに申請済みの「既存の団体」が引き取りを希望しているということですが、、
まだいます

2頭とも、ドアにへばりついて、早く出たい・・と、2本立ちになってピョンピョンしていました

センター職員の「みなみさん」から、できるだけ早く引き取りを・・とお願いしているそうですが、まだだそうです

「野犬」の子は、収容室がいっぱいになると、一番に殺処分の対象とされてしまいます

このあたり、かなり疑問に感じています

少し前にも、他の団体がビーグルを引き取るから・・と言って、

2カ月も収容室においてもらっていました

その時にちょうど沙羅の兄弟やチャコちゃんなど5頭もいて、

湯木氏(4月で異動になりました)に、

「井上さん、引き取るなら早く早く」
って言われて、、

この子たちは簡単に触れるかわからなかったので、引き取ってから万一逃げた場合に、つかまえようとした時に、犬の方が怖がって噛んでくるかもしれないし、最悪捕まえられなかった場合に不幸な子犬を増やさないように、引き取り後すぐに避妊・去勢手術をしました

福知山→神戸市北区の動物管理センター→神戸市東灘区の病院→福知山と走りました

病院には、朝10時半くらいに入れて夕方の診察の5時に引き取りなので、朝5時に起きて犬猫の世話を済ませ、6時半出発、帰ってくるのは、夜の7時半・・そこから犬猫の世話・・

と、短い期間に3回繰り返しました

湯木氏は、こちらの体力や時間的なことなど、考えてくれるようなことは一切ありませんでした

5頭の野犬をゲージに入れるために捕獲する際も、湯木氏は何もしません
じっとみているだけで
「無理せんといてよー
噛んだらすぐに殺処分やから」と・・・

その時にわたしは言いました
「あのビーグルは?
なんでずっといるんですか?
あの子やったら神戸市から一般譲渡できるんと違うんですか?」

湯木氏
「あの子は噛むから一般譲渡は無理なんですよ
でもある団体さんが
噛む子でもビーグルならもらいてがあるだろうから、貰い手を探すからおいといて
って言われてるので」
と言われました

もちろんわたしもビーグルがもらわれて欲しいし、だけど、今年になって、わたしが知らないうちに「噛んだ犬」をセンターに来た当日か翌日に殺処分していたことがありました

それと、昨年末、センターの審査にうかって一般譲渡になった中型犬が、ボランティアの人が散歩をさせている途中に、
一緒に散歩させていた小型犬を噛んで、噛んだ方の中型犬を殺処分しています

小型と中型以上を一緒に散歩させるのは、かなり慣れて絶対に大丈夫という場合しか本来は無理です
大きい犬が小さい犬を噛むことは、しょっちゅうあります

わたしも、保護をしていて一番心配なのがそれです

大きい犬が小さい犬に合わせて散歩となると・・
やはり大きい子はイライラする時もあると思います

何日かは問題なかったのが、ある日いきなり噛んだそうです

その時は、湯木氏は
「自分たちのミス」と言ってはいましたが、結局は、噛んだ中型犬を死なせてしまいました

だけど、噛むというビーグルはおけていたわけなんです

結局、湯木氏は湯木氏個人の意思主張を、一公務員でありながら、「行政」という仕事にかなり持ちこんでいたことになります

他にもいろいろありましたが、湯木氏がいると神戸は絶対によくならないと思っていました

4年前から時々神戸市動管に電話で意見をしたり、市役所生活衛生課の竹原さんに意見をしていましたが、何も変わりませんでした
湯木氏に関しては、昔から保護活動をしている人からかなりのことを聞いていましたし・・

昨年10月から、特に「神戸市」に対して電話で強く意見抗議をしたり、11月末に会議に行ったり、このブログで個人名を出したりしていたのは、全て、「行政」を変えるためです

それまでは、何を言っても「聞く耳を持たない神戸市」だったので・・・

個人名を出したり、人事課に意見をして、人事を変えるように抗議したり・・
結局は、そういうことをやらないと、変わらないとわかったからです
そんなことをしなくても変わるのであればそんなことはしないで済みます

動物に優しくない人が実権を握っていたのでは
「絶対に変わりません」

4月に湯木氏が異動になったので、今はだいぶ雰囲気が違います

センターのトップは新しく就任した「船越センター長」
この人は、人に気遣いをしながら話せるタイプのようです

湯木氏の後任の赤穂(あこう)さんも、船越センター長と同じく、3月までは「西区衛生監視事務所」にいました

赤穂氏もおだやかでものごしが柔らかい方のようです

動物に関しての仕事というのは、狂犬病の注射に関して関わったことがあるくらいだということです

動物のことに関しては、今回異動にならなかったみなみさんとセンター長と赤穂さんが主に関わります
今はまだ、よくわかっているみなみさんがほとんど対応をしています

昨日も、前回と同じく、「パグ」と「公示期限の切れたチワワ」のことを話しました

●大型犬房がいっぱいになって小型犬房に空きがある場合は、人慣れしていてサイズも小さいパグを小型犬房に移動させて、なんとか殺処分になるようなことがないよう、できる限りやって欲しい・・と

センター長は
「それはこちらの判断にまかせてください
絶対にするとは約束できません」

なので、今朝、市役所生活衛生課の竹原さんに電話をしました
このことが実現するように、竹原さんからもセンターの職員と話して欲しい・・と

わたしからすると、なんと簡単なことなのですが、こういうことでも、これだけ時間がかかります

昨日センター長には
「パグの移動の件は竹原さんにも話しておきます」
と言っておきました

センター長は
「それは言ってもらっていいですよ
ただ、最終判断はセンターでやります」と・・

竹原さんに今日は別のこともお願いはしていますが・・
「パグとチワワ」の件に関して、しっかりと伝えました↓

「神戸市の譲渡団体」となっている
「特定の団体」が、「ある特定の犬」を、長期間キープすることについて・・・

「みんなどの子も同じ命である
特定の子を引き取る要請をセンターにしたのならば、早く引き取って欲しい
わたしも、特に犬を置く場所がたくさんあまっているわけでもないし、自分ひとりで世話しているのだから、体力の限界もある

だけど、殺処分送りになる子をつくりたくないから預かりさんも必死で探して引き取り、何とか収容室を開けようとしています

今センターにいる「パグ」については、新規申請団体が、希望をしているのになかなか書類を出さない・・とか
「チワワ」については、現在既存の譲渡団体が申請しているそうですが、公示期限が来て、もうだいぶ経っているのに、いつ迎えにくるかわからない・・とか、、

「団体が犬をキープする」=「収容室を奪う」ということです

どの子も同じ命
キープによって、他の子の命を奪うことになるかもしれないやり方は、「本当の愛護・保護」とは言えないと思います

竹原さんからもセンター側と話をして、改善をして行ってください」

と、お願いしました


当会では、殺処分送りになる子をつくらぬよう、あずかりさんを常時募集しています
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全ての生命を尊ぶ会
井上弥生

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