会の名称「全ての生命を尊ぶ」ことはいうまでもなく、 地球や地球に生きる鉱物や水蒸気や植物、動物、人間を 含む宇宙全てにおけるあらゆる魂たちと統合をし、あらゆる魂たちが 愛と自由の元活躍出来ることを目指します。
2021年9月22日水曜日
シゲより
難病の愛猫の治療費捻出のため、27年間乗り続けた左ハンドルのトヨタ・スープラをヤフオク出品した飼い主。愛車は無事に落札され、根気強い投薬治療で猫は元気を取り戻しました。安堵する飼い主に、落札者からサプライズの快気祝いが届きます。それはピカピカに修復された、あのスープラでした。(北林慎也)
【写真】まるで新車の輝き…きれいに甦った70スープラ
愛車のヤフオク出品が拡散
この飼い主は、大阪府在住の「leiz」さん。愛猫「しるく」の猫伝染性腹膜炎(FIP)発症が、今年5月に判明しました。
長らく不治の病とされてきた難病で、しるくの弟猫もこの病で亡くしています。
ただ、近年は投薬による治療例があります。
しかし、国内では未承認の試薬のため高額で、百万円単位の費用が必要でした。
そこで、leizさんは27年間乗り続けた愛車を売却し、治療費を工面しようと決心します。
北米向け輸出仕様のMA70型トヨタ・スープラ。希少な左ハンドル仕様です。
オークションサイト「ヤフオク!」に、総治療費の概算である270万円で出品しました。
この出品情報をたまたま目にしたのが、気になるクルマがないかウォッチしていた滋賀県在住の会社員「Yuto」さんでした。
「無事オーナーさん見つかって治療できますように…」と添えてTwitterに投稿すると、瞬く間に拡散します。
Yutoさんも、leizさんへの寄付を募る手法を調べるなど自ら支援に動きました。
そして迎えたオークション終了日。即決で落札したのは、大阪府内で建設業を営む「masakoba」さんでした。
ふと目にしたwithnewsの記事を読んで、実車の確認を待たずに購入を決めたそうです。
複数台の旧車を所有するカーマニアのmasakobaさんも過去に、大病を患った愛犬の高額治療の経験がありました。
masakobaさんは落札の翌日に、「修理が必要な箇所が多いから」と恐縮するleizさんからの割り引きの申し出を丁重に断り、270万円を一括で入金します。
長年連れ添った愛車を手放すという苦渋の決断を下したleizさんへの、同じクルマ好きとして最大限の応援でした。
ほどなくleizさんは、集まった寄付とスープラの売却代金を元手に投薬治療を開始します。
この善意のリレーはさらに大きな反響を呼び、地上波ゴールデンタイムのテレビ番組でも取り上げられました。
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