「飼い主不明の犬」を助けよう／Aさんより／肉食について

●神戸市動物管理センターに収容中の犬

現在飼い主を待つ公示期間ですが、飼い主が現れない場合を見据えて、事前に誰でも譲渡申請ができるようになりました
（市側の審査はあります）
今日、西区の学校から、「犬が迷い込んできた」と通報がありセンターが捕獲に行った犬が、日付が変わる時間に公示されます
この子も人慣れしているということです

一番古い日付の子も、元気いっぱいいい子だそうです

子犬２匹は、希望者がいなければ当会で引き取り人慣れ＆しつけしますが、希望の方はぜひ、「神戸市動物管理センター」へ連絡を

「殺処分」を無くしたいと思っても、実際助ける人がいなければ実現しません

http://www.city.kobe.lg.jp/life/health/hygiene/animal/zmenu.html

●９日にAさんよりいただいたメール

犬を飼って、ほんとに、これでいいのかと思うこと有ります。

　　　ワクチンやマイクロチップ、避妊去勢手術など、メリットも

　　　ありますが、逆も必ず有るものです。

　　　それを知った上で、物言えぬ動物たちに、飼い主が判断をくださなければ

　　　いけないことが沢山有ります。

　　　動物たちが、幸せに過ごせるか、共に人と数年間過ごして、

　　　人より先に旅立っていく時、悲しみの中にも

　　　なるべく思い残しをしたくはない・・

　　　本を読んで知ったり

　　　ブログ（わんこ問題）（愛犬問題）にも出逢いました。

　　　ここでは、常識として思っていたことが、覆される内容も有ります。

　　　読者の皆さんも知って、

　　　ほんとの（共生）って何だろうと考えて、

　　　犬との絆が深くなることを願います。　

　　　数か月前、亡くなった子が生きている時に知っておきたかった

　　　ということも多く有ります。

●肉食について

８月にいただいていたメールです

はじめまして。

私は、牛さんはじめ豚さんや鳥さん。。お肉やお魚を食べる事にいつの間にか疑問を覚えるようになり、でも頂く。。。

何度も何度も申し訳ない気持ちで一杯になり、時には家畜さんの気持ちになり、自分が人間である事が罪なように思えてきました。

そんな私も結婚をし、旦那のごはんを作るようになりました。

旦那も、食べ物は一切残さない(食べ物に申し訳ない、殺された動物がいるから絶対残さないと言ってました)気持ちで頂いてます。

私は、自分がこんな考えだからと言って「ベジタリアンになれ！」と強要するような事は言えません。

私も、ありがとうごめんね。と言いながら調理し、頂きます。

殺される前の動物達の様子を聞く分には、色々な意見があります。

私は正直どれが真実かは分かりません。

でも、トラックで積まれて運ばれて行く牛さん達に出くわすと「ごめんね。ありがとう。」心の中で言います。

殺されるのは、人間であろうが動物であろうが、怖いのには変わりないからです。

私の様な立場の人間は、どうしたら良いでしょうか。

正直、食肉加工工場で働く人がいて、育てる人が居て。。陰では色んな大変な思いをしてる人、真心込めてプライド持って働いてる人も居るのも事実ですよね？それも考えます。

食べるなと言えば簡単です。でも、お肉の代わりになるような何かを開発するようにすれば殺されたりする動物が居なくなりますよね？

牛さん豚さん鳥さんだけでなく、他の動物さんも山で狩られる様な事も無くなりますよね？

開発には、すごくお金がかかるそうですが、それを要望する運動などは、貴社を通して出来ないのでしょうか？？

無知な私の様な者が、このような事を偉そうに言ってしまい申し訳ありません。

できるだけ事があるのなら、私も一緒になって協力出来たらなと思いメールさせて頂きました。

●１１月に京都府のKさまよりメールいただきました
里親募集サイトをみて希望をいただいたのですが、その時なぜか「ペットのおうち」からうちに連絡が来ず、希望者の方に謝りのメールを入れた時にいただいたメールです

１５年前に事情があって我が家で引き受けた、愛犬パピヨンが昨年暮れに逝って、今回初めて里親募集サイトを検索しました

それによって、今まで考えることがなかった、犬たちの過酷な状況に触れました

井上さんの主張、活動には賛同します

でも、動物好きの私でも、野菜作りをする中では殺生もします、家の害虫は殺します、肉も魚も食べます

愛犬には、他の動物の肉も、魚も、与えました

私が野菜作りに、農薬も、化学肥料も、動物性肥料も使わないのは自分の考え方によるものであって、すべての命を尊ぶためではありません

そんな私でもできること＝＝犬の里親になるというのは、私にもできることのひとつです

井上さんからのお返事をお待ちしている間に頂いたお話がありますし、他の里親募集サイトからのお話もありますので、今回はご縁がないかもしれませんが、私にできることがあれば、その気持ちは大切にしたいと思っています

お返事を頂き、有難うございました

取り急ぎ、お礼まで

（返信）

お返事いただきましてありがとうございます

そしてとても貴重な内容のメールをいただき嬉しいです

野菜作りに関してのこだわりはすごいですね

ちなみにKさまは、畑に鹿やいのししなどが入れば憎いと思われますか？

うちの近所の人に聞いてみたところ、男性で、農家（兼業にしても）の方は「憎い」と言われるかたが多いです

農家でない方は男性でもそうでなかったりします

わたしも犬や猫には肉のものや魚のものも少ないですがあげますよ

犬や猫には多少必要と思っているからです

あと、人の肉食に関して、あまりブログで書きませんが、それはやはり、人間に一番近くて手を差し伸べれば助けられる、

食や避妊・去勢などの管理もしてあげられる存在の犬や猫をこんなに虐待して、殺処分しているような国が、肉食どうこういう段階ではないと思っているからです

ドイツにベジタリアンが１０％いるというのも、ドイツは犬猫の殺処分がない、ペットショップで犬猫を売らない、、

一番人間に身近な存在の犬猫にすら助けの手を差し伸べない人が牛・豚・鶏を助けることなど不可能だと思っているからです

物事には順番があり、まずは犬猫など（うさぎも）、ペットとして売られてしまっている動物たちを助けることが大切だと思っているからです

「ゴンタ」のこと、ブログで読んでくださって、ありがとうございます

今回「ペットのおうち」から何らかの理由で当会に希望のメールが来ず、別の子をご検討されているということも、何かの縁だと思います

今サイト側が原因を調べてくれてはいますが・・・

K

さまが、そういった野菜をつくられるのは、人のからだを思われて・・

ですか？

いろいろ書きましたが、よろしければお返事いただけましたら嬉しいです（*^_^*）

（二通目）

メールを有難うございます

我が家から見える、海の色にはまだ明るさがありますが、陽が翳ると、間もなく到来する、冬を迎える気持ちになります

寒くなりましたね

近くても、福知山にはあまり馴染みがなくて、そちらは今どんな気候なんでしょう

台風１８号の被害はありませんでしたか？

一日だけでしたが、戸田地区へボランティアに行き、泥運びを手伝いましたが、何しろ力仕事には不向きな脆弱な体力しかなくて・・・

そんな私も、畑仕事を始めて三年になります

丹後に移住して、野菜作りを初めて先ず直面したのが、巷で害獣といわれる、サルたちとの共存でした

お陰様で、今夏は暑かったからか、山に食べ物が十分にあったのか、ほとんど現れなくて、頼まれていた、近くの直売所にも少し出荷することもできたのですが、昨日あたりから声が聴こえます

初めて何十匹もの集団で我が家の周りに現れた時は、野菜作りもまだ始めておらず、動物好きの私は、こんな自然の真っただ中で生活するのだと興奮したものです

怖くないかとよく尋ねられますが、怖いと思ったことはありません

しかし、私よりも早く野菜作りを始めた夫は、せっかく育てた野菜を何度も食い荒らされて、かなり落ち込みました

私とて、やはり、残念！！

私は憎いという感情は持ちませんでしたが、周りで野菜作りをしている人たちからは、「憎んでる」という言葉を私も聞きました

当てにしていた野菜を収穫できなければ腹が立ちますし、畑仕事を生きがいにしているお年寄りもたくさんおられますので、そういう感情を持つのは仕方ないことかもしれませんが、サルたちとて生きてゆくためには食べ物が必要、愛犬と同じ命、人間の方が共存する工夫をするしかないと私共は考えました

サルの大好きな野菜は諦めて、作れるものを・・全部は食べられないように網掛けをして・・食べられてしまっても、少しは残っていれば、有難くおこぼれを頂くことに・・そんな感じでしょうか

電柵もしていませんし、ハウスもなく、全くの露地栽培です

イノシシやシカもいるようですが、サルほどの被害は我が家はありません

これからの時期、また我が物顔で我が家の庭先を歩くことでしょう

見つけると、私は大声で、「こらー」と叫びながら、内心楽しんでもいます

そんなこんなの我が家です

たくさん質問を頂いたようですが、長くなりましたので・・・

頼まれて、偶然我が家の一員となった愛犬パピヨンでしたが、１５年間、たくさんのことに気付かせてくれました

同じ、命ですよね

（返信）

サルですか！見てみたいですね・・

うちは熊、鹿が多いです

Kさんのお気持ちがよくわかる文章をいただけて、ありがとうございます

移住されたということですので、元々地元にいる方は、憎いと思っている人が多いかもしれませんね・・

みんながKさんのような気持ちであればなあ・・・と思います

野生動物をバンバン殺している人のつくった野菜は食べたくありませんので・・・

食べ物って、（食べ物だけじゃありませんが）作り手の気持ちとか、、伝わってきますものね・・・

ボランティアに来られたということで、ありがとうございました

うちは山の方で、どちらかというと、「がけ崩れ」なんかがあると危険な場所だと思います

が、わたしは何かあっても動物を置いては逃げないです

パピヨンちゃん、しあわせでしたね

（＾－＾）

（三通目）

こちらへ移住したすぐの頃ですが、イノシシを下さると連絡がありました

恐らく、生きたままか、それに近い状態で

捌いて食べなさいと

私は卒倒しそうになりました

その時は丁重にお断りしましたが、でも、バーベキューで出されたら、美味しく頂くんです

私はそんな凡庸な人間です

食物連鎖の最終章で人間の口に入るのは自然なこと、ただ、無駄な殺生はしてはいけないし、命を粗末に扱ってはいけない、人間の命だけが大切なんじゃないという、井上さんの活動には共感します

一握りの幸せに一生を送るペット犬たちの向こうにいる、たくさんの繁殖犬や捨てられる犬たちのことを、正直私自身も、ほとんど考えないで来ました

そうした闇に触れるのはつらいことですが、目を背けてはいけませんね

（返信）

イノシシですか！

篠山あたりでは有名ですね

しし鍋とか・・・

田舎の一部の人たちは、まだそういうことを当たり前にしているんですよね

つい最近里親になってくださった方の近所でも、空き地で鹿の毛皮をはいで焼いて数人で食べていたそうです

いつの時代か？って思ってしまいますよ

貴重なメールいただきありがとうございます