オランウータンは人間に最も近いと言われている動物の一つだ。そのためか、どうやらオランウータンの中にも人間に対し親近感を持つものがいるようだ。
今、人間を救おうとした一匹の野生のオランウータンが世界中から注目を集めている。
「何かお探しですか?」差し出されたのは大きな手だった
ある日、インドネシアのボルネオ島でオランウータンの保護活動を行っている「ボルネオオランウータン生存財団(BOS)」の管理人は、川に毒蛇がいるとの一報を受けた。管理人はオランウータンを守るため、危険を承知で毒蛇がうごめく川の中に入り、駆除活動を行っていた。すると、1匹のオランウータンが管理人の元に近づき、その大きな手を差し伸べた。
友人とトレッキングをしていた写真家のアニル・プラバカールさんは偶然その瞬間を目撃。オランウータンの慈愛に満ちた行動に感動を覚え、何度もシャッターを切った。
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