昨日京都府のHさまに黒ラブMIXを譲渡しました
「ペットのおうち」で決まりました
https://www.pet-home.jp/dogs/kyoto/pn14929/
4月に丹波警察から引き取ってすぐに一旦おためしへ行きました
お試しの家は自宅兼自動車修理工場で大きな屋根があり、そこにいつもいました
番犬もして欲しいとのことだったのですが、宅急便の配達の人とか、だれが来ても一切鳴かず喜んでいて番犬してくれないとのことで正式譲渡にならず当会に帰ってきました
うちでは、外におくとずっと吠えるので、暑いのか?それとも寂しいのか?という感じでした
お試しの家ではお父さんがいつもそばで仕事してたので、やっぱり寂しいほうが勝っていたと思います
家の中の土間に入れるととても大人しかったので、そこで暮らしていました
わたしが通るたびに喜んでいました
ただ、土の土間なので、そのへんでおしっこうんちをしまくっていて、、
この子は絶対室内飼いがいい子だけどトイレがどうか・・・と思っていました
Hさまから希望のメールをいただきその後電話で話をして、家の中と庭を自由に出入りできる環境で脱走防止対策バッチリ!しかも今年1月に亡くなった先住犬は60~70キロある「セントバーナード」で、食事もグレードの高いものをあげてくださると聞き安心しました
食事はおくさま、散歩はご主人と役割分担されています
↓息子さんと同居された際に、犬が出入り自由の壁穴を開けられました
小学生のお孫さん二人や大人も、みんなこの穴からこの部屋とリビングを行き来するらしいです(*^_^*)
↓穴からカメラを向けて撮らせてもらったリビングの風景
この部屋に入ってすぐ「おしっこ」かけちゃいました(>_<)
↓リビングでない方の部屋の窓(これは夏バージョンだそう)
網のカーテンの重なった部分をわんこが頭で押すと空間が出来て庭に出られます
サッシは開けてあるので何時でも外でトイレをしに行けます
この窓から裏庭に出た場合、柵があって絶対に外や表の庭に行けないようになっています
ふたつの部屋の入り口ドアは常に閉めてあるそう・・
ドアの外の廊下が玄関に繋がっているので、万一玄関から出て表の庭の門扉の下の隙間などから脱走しないようにとの配慮です
検査でフィラリア強ということがわかりました
希望をいただいた時の電話で、おそらくそれが原因でたまに咳をすることやうんちの量が多いこと、それから結構敏感で安いフードをあげると軟便になることや、人には温厚ですが動物病院や散歩時に犬とは気をつけてくださいと注意事項をお伝えしました
ご夫妻とお話して、とても優しい方だと思いました
ご主人は「京都市家庭動物相談所」のわんこを迎えたいと思われたそうですが、平日に行かなくてはいけないということで無理なので断念されました
おくさまが、「里親を希望するのも難しいものですね」っておっしゃったので
いろいろお聞きしますと
兵庫県で「ピレネー犬」の募集があって希望をしたら
12歳以下のこどもがいる家はだめっていう決まりとか
「ワクチンと去勢手術費用と交通費の負担と、別に2万円の寄付が条件」
となっていたそうで・・
ご主人は「そりゃお金かかるかもしれないけど、ちょっと疑います」っておっしゃっていました
わたしも保護を始めて3年でいろんなことを知ってきたので
「それはおそらく金もうけです」とか・・・
いろんな例を出して話しました
犬の性格によりさまざまなのに「12歳以下はだめ」とか、おかしいと思いますしね・・
そりゃ始めは気をつけないといけないけど、子どもにとって動物と暮らすことはとても大事なことになりますのでね・・
亡くなった子は「大吉くん」というそうです
「だいちゃん」と呼んでいたそうで、生まれつきの股関節の異常で9歳からちょっとしんどくなったのですが12歳まで生きてくれ、最後は寝たきりになることもなく亡くなった「親孝行な子」だったとおっしゃっていました
現在東京で単身赴任の息子さんは「だいちゃん」が亡くなった翌日に、仕事を休んでかけつけられたそうです
だいちゃんには、月1回のシャンプーと健康診断、他フィラリアの薬、、
あと、年1回のワクチンと狂犬病の予防接種はしっかりとなさっていて、からだが大きいので食費も合わせるとだいたい毎月3~4万円をかけていたということで、だいちゃん幸せでしたね(^-^)
今日夕方、電話でおくさまにようすを聞いてみました
一番の心配は、留守のあいだ部屋でおしっこうんこしまくりでは??と思いましたが
おくさまが今日家を開けられている数時間のあいだ賢くしていたようで、トイレは庭でして、部屋に置いてあるものを荒らすこともなく大人しかったそうです
昨日は家の中でそわそわしていたけど、今日は落ち着いているということです
ご主人が出勤する時に、午前10時にクーラーがつくようにタイマーをセットしていってくださいました
名前を「章吉くん」にされました
ご主人が携帯で漢字の意味を調べられたそうで
「章」というのは
「はじまり」などの意味をもつそうです
みんなで「しょうちゃんしょうちゃん」と可愛がってくださっているということで
「よかったね!しょうちゃん」
このままがんばってね
そして散歩では大好きな細長い草を食べさせてもらってね(^-^)
しばらくして慣れたころに病院を受診してくださいますので、その頃にまたようすをお聞きしたいと思っています
当会保護の子のために応援、ご支援くださいますみなさま、ありがとうございました
このあと、京都市内で野良猫を救おうとされている方に捕獲機をお貸ししました
この件についてはまた後日書かせていただきます
そしてそのあと「ミケ2」こと、ココアちゃんの里親さま宅に伺って、お貸ししていたゲージの引き取りと、あと、物資のご支援もいただきました
ココアちゃん、大きくなっていて可愛かったです(^-^)
☆ご支援のお礼
●「しょうちゃん」の里親のHさまより交通費3,500円と別に5,000円のご寄付をいただきました
●ココアちゃんの里親さまより物資をいただきました
Hさま、Kさま、ありがとうございました(*^_^*)
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