2013年2月2日土曜日

里子便り(K家の4ニャンズ)















明石公園の里親譲渡会や警察で飼い主を待っている状態のわんこたちの写真を撮ってくださっていますKさまよりお便りいただきました(*^_^*)

当会保護の大きなクロ猫のトム(現在名くま吉くん)を迎えてくださったのは1年前だったと思います

くま吉くんは兵庫県加古川市に住む方が保護をして、「去勢手術をしたら外に戻す」と言ったので、いや、こんなに人慣れしている子を外に戻すなんて!しかも絶対飼いネコだったはずなので、こんな優しい子はのらとしては生きていけないよ・・と思いわたしが引き取りました

一度別の方からお話があり譲渡しましたがトムくんの大きさに先住猫がびびってるということであわてて返しにこられました
こんなにいい子なのにね・・
成猫同士は少しずつ会わせる時間を長くして、慣れるのに時間が必要なんです・・

でも、現在はK家の子となることができました
その時の譲渡会場が室内だったので人慣れしているトムくんは、Kさまのひざでずっと抱っこされてました(*^_^*)

次に飼われたのが三毛猫モモちゃんです
明石公園をジョギング中のおくさまにモモちゃんがついてきたそうです(*^_^*)

その次に明石公園でおくさまが小さなかなり弱った子猫を発見!
発見してすぐに病院で治療されましたがすでにかなり低体温になっておりこの子は残念ながら亡くなりました

でも、Kさまのおうちで幸せに天国にいけたのです
誰もいない寒いところで死に絶えたのではありません
愛してもらって天国に行けたので幸せいっぱいなのです

その次に、当会に保護依頼があったのらの子猫2匹を当初あずかりとして世話してくださいました

鼻水と目やにがすごく、特にくろべえ君の方は目と鼻の治療が大変だったと思います

今でもしょっちゅう鼻水を飛ばしているとか・・

こうして現在4匹の猫を飼っておられます

明石公園では、避妊・去勢をしながら餌をあげている人もいますがそうでないただの餌やりがとても多いです

わけのわからない人が多いんです

おくさまが話をされた餌やりの高齢男性は
「飼いネコになるのと、ここで自由に暮らせるのと、どっちが幸せかなあ・・はは」とかって言ったそうです

手術せず不幸な猫どんどん増やしてるくせに、幸せの意味がわかってないんですね

わたしが譲渡会の際に保護した妊娠猫を出産させて親子3匹で譲渡会に参加させた時のことです

親猫に餌をあげていた女性二人がやってきて
「ここで見ててもいいですか?」って言うのでどうぞと言うと

「姫ちゃん逢いたかったわあ・・さみしいわあ・・」とそればっかり

すぐそこに里子に迎えてくださる方がいるのをわかっていて
「ありがとうございます」とか
「よろしくお願いします」とか一言もないんです・・
自分の感情ばっかりで・・


その譲渡会の日に、すぐ近くに保護できそうな子がいたので行こうとすると母猫に餌をあげていた二人が「やめて!あの子は連れて行かないで!この前子猫を産んで私たちが子猫を探して世話するから」って言って走って行きました

世話してるんならどうしてもっと早く妊娠する前に避妊してあげないのか・・

餌やりって、こんな人が多いんです
残念ながら・・
動物の問題って、結局は人間社会の問題なんです

明石公園では猫の首切りや毒殺事件も起きています

そうさせているのは無責任に餌付けして人に懐かせたり
手術せず子猫を産ませたり、助けられる猫を見て見ぬふりしている人間側に責任があるのです

結局はそういう人間たちのせいで、交通事故にあって死んだり、生まれて寒さや飢餓やカラスに襲われて死んだり、虐待犯に殺させたり・・となっているんです

動物たちは人間の依存やはけ口の対象になってしまっているわけです

これは犬も同じです

責任も持てないのに飼ってろくに世話しなかったり、保健所に連れて行って殺したり、そして避妊・去勢をせずにどんどん増やしてあげくどうにもならなくなって動物を不幸にする・・

そんな人間が多すぎます


明石公園の姫ちゃんこと母猫は、亡くなった先住猫にそっくりということで、子猫2匹と一緒に現在神戸市の歯科医をされているご家族に大切にされています
当初ご主人が母猫と、子猫は1匹だけとおっしゃっていたそうですが、子どもさんが3匹とも飼いたいというご希望が強くわたしもとてもありがたい話ですのでとりあえず子猫を2匹ともあずかりという形でお願いしているうちにご主人のOKが出まして親子3匹で愛してくださっています

Kさまもたくさんの猫を助けられています

当会にメールをくださる方の中には自ら犬や猫を助けられた方がたくさんおられます

偶然犬や猫を見つけた方は
「ここで出会ったのはなにかの縁」
「この子はわたしを選んだのだ」
と思って欲しいです

実際その通りだと思います

選んでくれたのに、警察や保健所に連れていかないでください
連れていけばどうなるかわかっていますよね
連れて行った先で説明は受けるはずです

保護していると連絡はしても連れて行かないでください
犬や猫は拾得物扱いになりますので(悲しいですが今の日本ではもの扱いなんです)
飼い主または保護した人に権利があるとされます
どうしようもなく一旦警察にあずけたとしても
「絶対に保健所にやらないで欲しい」と伝えて、保管期限までに飼える人や一時あずかりさんを探してください
努力してください

助けを求めた目を裏切らないでください
助けを求めた手をふりほどかないでください


Kさまからのお便りです

井上さん
こんばんは。

いつもブログ拝見しています。
色々考えさせられます。 

くま吉も、ももチャンも元気です。

はるチャンも黒兵衛も大きくなりましたよ。
もう3.5キロくらいはあるかなぁ。

写真送ります。

くま吉のおもしろい顔も撮れたんですよ。




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