神奈川県藤沢市の境川河口付近で溺れた4歳の男児の命を救ったとして、藤沢署は11日、横浜市青葉区の会社員の男性(37)、看護師の女性(33)の夫婦に感謝状を贈った。
藤沢署などによると、夫婦は家族で観光中だった11月22日午後2時50分頃、川に浮かんでいる男児を発見。男性が救出のため飛び込んだ。
男性は泳いで近づき、男児を抱き留めたが、大人でも足がつかないほどの水深で岸に上がることができなかった。女性が周囲に応援を求め、駆け寄った男性2人が男児と男性を引き揚げた。男児は女性の救命措置で意識を取り戻し、後日、母親から「通常通りの生活に戻ることができました」と感謝のメッセージが届いたという。
青木正浩署長から感謝状を受け取った男性は「なんとか役割を果たせて良かった」と話し、女性は「経験をこの子の救出につなげることができた」と振り返った。
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