保護猫「アイ」の餌付主と話したやりとりについては、次回(啓発立札要請について、明日再度保健所担当に聞いてからそのことと一緒に)書きます
☆兵庫県のTさまより
5月19日に 1年分の会費として12,000円を振込みにていただきました
Tさま、いつもありがとうございます
今わたしは敷地から全く出られないために、夫がこちらへ来て時間のある時に記帳に行ってもらっているため、ご報告の記載が遅れますことを、お許しください
本当に、ありがとうございます
心から感謝しています
武田弥生
☆第二種動物取扱業の目的とは・・?
ブログにこれまで何度か書いては来ましたが、、
「第二種動物取扱業」ですが・・・
金儲け目的の団体や個人が多く、本来の結果が出せていないと思います
ホームページやブログでは
『殺処分反対』など、言葉を並べてはいるけれど
『生体販売反対』などをうたっているところは少ない
そして、かわいい純血種の写真を並べて、まるで購買意欲を誘うようにしているところも多いです
わたしが
「購買意欲」と書くのは、もはや
『救う』ではなく『儲ける』に走っているから
今わたしが住んでいる兵庫県にも、そういう人たちはいます
前に一回、「兵庫県動物愛護センター 三木支所」に電話をして、『チ●●マ』というネームでブログを書いている人の、その記載内容について意見を言いました
その後すぐに掲載の仕方は変わり、里親からもらう金額の表示がある程度あきらかにされたのですが、、
『ブリーダー』の繁殖引退犬などをレスキューして殺処分から救っている
と、きれいに書いています
が・・・
この「チ●●マ」から、滋賀県のある方のところに目の悪い小型犬3頭が行きました
この滋賀県の方は、これまで当会の犬を多数預かってくれたことのある方です
この方の家でわたしは「チ●●マ」が(里子に)出したこの3頭を見ています
そして、この春に、この3頭を二人の方が里子にもらってくれました
滋賀県の方の体調が悪くなり、その方の娘さんから里親さがしの協力要請があったからです
里親さんは、前に少し書きましたが、お一人は、京都府在住の方
もうひとりは、兵庫県在住の方です
兵庫県の方のおうちに行った2頭は、生まれつきの全盲
京都府の方のおうちに行った1頭は、片目は見えてるかな?という感じで
もう片目が常に化膿している状態
チ●●マから滋賀県の方のところに行った時に、目薬を渡されて、滋賀の方はかかりつけ医に通院しながら目薬をさしていました
この子は1才
このたび、京都府の方のおうちに行ってから、里親さんがかかりつけ医と相談して、目の手術をされました
術後、わんちゃんを連れて店にきてくださいました
おくさまにものすごく甘えて、人間の子供と同じですよ
親子です
ご家族みんなに大切にされて、幸せになれました
わたしは、この子の片方の目は、ブリーダーのところにいる時に、他の犬にかまれたのが原因だろうと思っていました
でも、なによりも、こういう、生まれつき目の見えない子を何頭も平気で産ませている人間が許せないのですが・・・
それだけでなく、こういうブリーダーから引き取るなら、なぜ、(引き取ってる自分が)金儲けだけして、それ(障害ある犬をどんどん産ませ続けること)を継続させるだけなんだ??
なぜ、ブリーダーに、こんなことをやめさせるように説得しないんだ!
と、思いますよ
いや、説得なんてできるわけないんです
そんな説得に耳を傾ける人(ブリーダー)なら、最初から、犬や猫のイノチで金儲けなんてしませんから
生体販売業者がそういう人間なのはわかっています
ただ、「保護」とかを口に出す、ネットに書く人間は、一見、いいことやってるふうに思ったりするかもしれませんが、、
ほとんどがかねもうけだと、わたしは思っています
ずっと前からこういうことは書いています
一番わかりやすいのが、『被災地レスキュー』です
そりゃ被災地で、大変な目にあってる犬や猫を助けるのは、もちろんいいことです
ただおもうのは ,,
毎日毎日、日本中の『動物愛護センター』『動物管理センター』『保健所』で犬も猫も殺処分されている
それを知っている人間(団体も個人も)が、そういう子らを助けんと、『災害』となったら飛んでいく
わたしからしたら、信じられないこと
なんで普段から、精一杯やらんのか?
普段から精一杯やらんと、余力残しといて、『被災地レスキュー?』
わたしは、そういうのが、大嫌いです
被災地で困ってる犬や猫と、
全国の保健所やセンターで『殺処分秒読み段階』の犬や猫
どっちも可哀そうやん
どっちも助けなあかんやん
テレビに映る、被災地の、イノチの危機迫る犬や猫
テレビに映らん、センターや保健所の、イノチの危機迫る『殺処分秒読み段階』の犬や猫
『差別』したら、あかんでしょ
被災地に行ける余力残して、保健所やセンターの子を助けんなんて
わたしは、考えられない
第二種がこんなだから、いつまでたっても、殺処分がなくならない
だって、本気じゃないから
第一種は、犬猫のイノチで生計たてるのが目的の人間
こういう人らは、ブリーダーやペットショップがないとやっていけない人間だから
「殺処分」に反対はしても、「生体販売」に反対することはしない
だって、それをすると自分で自分の首を絞めることになる人間だから
今、民事訴訟と刑事告訴をしているMMもそうです
ドッグトレーナーだから
あとは、トリマーとか、、
他には、、動物病院だってそうです
生体販売があるからなりたってるんですから
みんなみんな、動物のイノチで金儲けする人
それに結局は、第二種の多くが、そういう人らとおんなじことやってる
って、わたしは思っています
「チ●●マ」の件に関して・・2回目になりますが
5月に「兵庫県動物愛護センター 三木支所」に電話をしていました
三木支所の担当の話からは、おそらく第二種の登録をしていなかったと思われ、それをする方向に
話をしたと思われるのと、あと、化膿していた目は、犬に噛まれたのではなく「生まれつき」だということでした
他にもそういう子をブリーダーから引き出しているということで、、
わたしは三木支所の担当に、『原価を安くしてもうけるために、近親交配をさせて障害のある子犬を産ませている証拠だ』
と言っていたのですが、三木支所の担当は、
『それもあると思いますが、高齢犬に繁殖させているということも、原因になりうると思う』
と言っていました
わたしは、最初に三木支所担当に
「チ●●マ」が引き取っているブリーダーのところにも、行ってくれ
そして、繁殖犬にされている犬たちを見てきて欲しいと
担当は、早い時期に見に行きました
チ●●マは、何軒かのブリーダーから引き取っているようです
その何軒かのブリーダーには、今後継続的に見に行く
と、三木支所担当は言ってはいましたが・・
滋賀県の方のように、『可哀そうな子こそ助けたい』と思って里親希望をする人を狙うようなやり方
でかねもうけをする人間が、実際に「第二種動物取扱業」として、登録するわけです
行政の職員たちは、生体販売業者に甘すぎると思います
昨年1月から、第一種動物取扱業に対して厳しい目を向けるように、環境省から各自治体の行政機関に通達されました
理由は、平成25年秋の動物愛護法改正により決まった
第一種動物取扱業のなかの、生体販売を行う『ペットショップ』『ブリーダー』の、「台帳の不備が多いこと」
などによるそうです
あのころ(改正のころ)にブログに書きましたが、
台帳と言っても
『ヘビ何匹』『犬何頭』『猫何頭』とか、、そんなものです
犬の種類などを書くわけではありません
そのころ、福知山市の同じ企業に連続して棄てられた「トイプードル」なども
「生体販売業者」が棄てたとしたなら、犬の種類までを登録させれば、棄てた業者が割り出せる可能性があるわけです
『動物の遺棄は犯罪』なのですから
環境省も、、行政機関も、、警察も、、本気にならないから
いつまでたっても、殺処分がなくならないのだと思います
☆おととい、京都府庁生活衛生課 萩原副課長に電話で聞いたデータ
各保健所に27年度のデータの詰めをしている最中なので、もしかしたらわずか数頭はのちに訂正することになるかもしれませんが・・・
ということで聞いたデータです
ちょうど1年前に
『殺処分ゼロを目指して』と、大きく掲げて造られた(京都府動物愛護管理センター・京都市家庭動物相談所が合体した)
「京都動物愛護センター」 通称「京都動物愛ランド」
●平成27年度 犬と猫の殺処分数
犬 45頭/ 猫 1148頭
↓内訳(京都市の数は、合計数から京都府の数を引いたもの)
【京都府】 犬 33頭/ 猫 200頭 (合計 233頭)
【京都市】 犬 12頭/ 猫 948頭 (合計 960頭)
ちなみに
●平成26年度 犬と猫の殺処分数
犬 52頭/ 猫 1393頭
↓内訳
【京都府】 犬 44頭/ 猫 373頭 (合計 417頭)
【京都市】 犬 8頭/ 猫 1020頭(合計 1028頭)
この京都府の犬44頭のなかに、先日ブログで掲載した、
佐藤元センター長が当会との約束(里親募集サイトにまず掲載)をやぶって一気に殺していた
12頭のわんこ達が入っています
京都府・京都市合計の、27年度を基準とした殺処分数のダウン率は
犬 13%ダウン
猫 18%ダウン
↓は、全国の(27年度はまだ出ていないので)平成26年度と25年度の殺処分数
●平成26年度 犬と猫の殺処分数
犬 21593頭/ 猫 79745頭 (合計 101338頭)
●平成25年度 犬と猫の殺処分数
犬 28570頭/ 猫 99671頭 (合計 128241頭)
全国の、26年度を基準とした殺処分数のダウン率は
犬 24%ダウン
猫 20%ダウン
全国の、平成27年度のデータが出てないので、ダウン率をそのまま比べることはできませんが、
おそらく、京都府全体の殺処分数ダウン率は、全国的にくらべて、よくないものだと推測します
いったい、「京都、何やってんの?」って、思います
昨年秋ごろに神戸市と京都府に聞いた際に京都府は犬に関して、殺処分数10頭以下だったと思います(ブログに書きました)ので、
その時に予測した通り、やはり、下半期に入って、かなり殺したのだと思います
萩原副課長いわく
「たくさんの人が飼い主希望で登録をして待ってくれてはるんですがね、、
年とった犬猫や病気の犬猫をもらってくれる人はなかなかいないんですよ」
わたし
「それが日本人の悪いとこなんですよ
譲渡希望者は何人まってるんですか?
合併前は(京都府で)60人って言ってましたけど)」
萩原さん
「もっといますよ」
わたし
「そんなにいるんだったら、書類で希望を書いてもらってても、見に来てもらえばいいじゃないですか
見にきてもらえば気持ちが変わることもあるし」
萩原さん
「来てくれる人もいますよ
でもだめなんですよ」
わたし
「だからイベントやるって言ったんじゃないんですか?
で、なんでまだやらないんですか?」
という、やりとりをしました
(イベントとは、これまでやっていたものとは違うタイプのもので、犬や猫と別のイベントをやって
そこに犬や猫もみてもらうようにするようなこと)
昨年秋ごろブログに書きましたが、
団体譲渡制度をやめ、他府県譲渡もしないのなら、センターがいっぱいになってきて
いっきに多数殺処分を始めるのではないか?と・・・
結局は、そんな感じで、もらわれにくい子らが、特に犠牲になっているようです
自分らのプライドなんて重視したって仕方ないんです
しょうもないプライドは棄てて、いのちを助けるためのことをがむしゃらにしないから、、
結局は、新センターができた昨年4月に
【殺処分ゼロ】をでかでかと掲げても、、
京都は
『言うだけ書くだけ誰でもできる』
という結果になってしまいました
だって、、猫の啓発についても全くしていないように・・・
『殺処分ゼロ』を目指す
ような啓発活動は、全くできていない行政の公務員たち
ですから・・
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