2013年6月27日木曜日

「動物愛護を考える」

最近わたしは動物、、特に犬猫の保護団体に関してちょこちょこ書いたりしていますが、わたしが動物愛護活動をやるきっかけというのは、2009年12月に娘と映画「犬と猫と人間と」をみて、その後に食事をとるために神戸の「モダナーク」というオーガニックカフェに行って、そこにおいてある「JAVA」という、啓蒙のみをやっているNPOのちらしをみたことでした

ネットで検索すると
「JAVA」(動物実験の廃止を求める会)を始め
「ALIVE」(地球生物会議)や「ARC」(アニマルライツセンター)などが出て来て
それから
「日本熊森協会」なんていうのも出て来て
順に全てのNPOの会員になりました

熊森のほうはそんなに熱心にやったわけではありませんが、他の3つのNPOの活動はかなり熱心にやりました

やっぱり、入ってみなきゃわからない
やってみなきゃわからない
だったので・・

で、結果1年間で会員を辞めて自分で会を立ち上げました

辞めた理由は
「どこもちがう・・」と思ったからです

どこも結構な額の寄付を集めてかなりの黒字経営でした
どこもわたしや娘が熱心に活動していることはわかってくれていたようです

が、、
街頭やパネル展で配るちらしを送ってもらうにも気を使わなければならない・・

動物愛護のちらしなんて、受け取ってくれない人がほとんどだったり、「なんだろう」と受け取っても
「こんなんいらん」って、その辺やごみ箱に棄てる人が多いのは当たりまえの世の中です

そんなことは最初からわかっていましたし、そのなかで、1日やって一人でも二人でもいいから何か感じてくれる人がいればいいと・・そういう思いでやってました

でも、やってるうちにどこのNPOにも疑問を感じてきました

「JAVA」には・・・
パネルが古いし写真も字も小さい
ちらし取り寄せるのに毎回送料を請求される・・

赤字団体ならわかるけど何百万も黒字で、しかもこちらが精力的にやってることわかってるのに何でやろ?
パネルだってお金あるんやから、なんでもっといいの作り直さへんねやろ??

「ALIVE」には・・・
ちらしがもったいないからあまり配るなと言われるし、たくさんある種類のちらしのなかに
「ブリーダーを訪れよう」って題名がデカデカと書いてあるのがあって、純血種の小型犬の写真がいっぱい載ってる・・
殺処分に反対やのに、なんでこんなちらしつくるの??
野上さん(当時の代表で、現在は亡くなられています)は生体販売業社と密接なかかわりがあるのでは?
資生堂だったと思うけど、動物実験に関して大きな会場で話したりする場に野上さんがまねかれてなにかしゃべったみたいで・・
当時普通に動物実験していた会社のイベントにまねかれて話すって・・
企業側は、自社に都合の悪いことは話させないはずだから、やっぱり企業とつるんでる?

あと、ちらしと一緒に会費の振り込み用紙がいっぱい送られてくる
チラシ見て関心もって賛同する人はこんなんなくても自分から会員になったり寄付とかするのにな・・

それから一番思ったのは、会報が年に何度か送られてきたけど、、
他の2つのNPOは年1回収支報告書いてくるけど「アライブ」は会報に載せてこない
年一回東京で開かれる会議に行った会員だけが知れることになる・・

「アニマルライツセンター」には・・
会員になった当初
「配るちらしが欲しいとFAXしても、いつになっても音沙汰なし
気を使って1カ月待ってもだめだから催促したら
「ごめんなさい」みないな感じ・・
電話はなくFAXのみでした

何度目かまでこういうことがありました

会員を辞めて、自分で神戸で主催して
「毛皮反対デモ」を秋から春にかけて月一でやっていたころ

現代表(たぶん今も)の岡田さんから
「神戸のデモの参加人数も会報に載せたいから報告して欲しい」と言われて・・
(それまでは毛皮反対デモは大阪と東京で年1回だったんですね
年1回なんて意味がないと思ってわたしは月1でやったのですけど)

わたしは
「すみませんがARCさんとは主旨が違います
ARCのちらしに「フェイクファーを選ぼう」って書いてあって、フェイクをつくってる会社がいっぱい書いてありますが、わたしは実際神戸三宮の繁華街でパネル持って立ってて、そして人としゃべって、
「フェイクもあかん」って確信しました
自分の身につけてるFURが偽物(フェイク)だと思いこんでる人が多すぎるし、フェイクでもぱっとみて普通の人は本物と見分けつかないし、第一リアルファーを使用しない企業も、「毛皮がカッコイイ、毛皮が売れる」と思うからフェイクをつくるわけで、結局はフェイクがリアルをあおるし、今は発展途上国の人件費が安すぎて石油製品使ってFUR作るより本物の動物の皮はいで殺してつくったほうが原価が安いからいつまで経ってもリアルFURはなくならないんですよ

なのでフェイクもだめだとわたしは思っているので、アニマルライツセンターの会報に神戸のデモのことは掲載して欲しくないんです
と言いました

岡田代表は
「でも、企業にも逃げ道を作ってあげなきゃ」って・・

この一言でもう会話する気がなくなりました

それからもう一つ決定的なことが・・
2009年冬から2010年春にかけてかなり精力的にNO毛皮の活動をやってきたけど2010年冬から2011年春にはもっともっと神戸の街を歩く人がFURであふれてました
もう全身頭から足までFURって感じで・・

ショックだったけど、でも業界は何年も前から計画的にFURを流行させる作戦をしていて雑誌とかにもとりあげるわけなので、そんなに簡単にはいくわけないよなと思っていたのですが、、

ところがARCの会報をみるとFURの輸入が前年より減っていると・・
ん??おかしい
街に行ったらすぐわかる
あんなに増えてるのになんで減ってるって書いてんの?

データの推移をあらわす折れ線グラフの下に小さい文字で書いてありました
「これは毛皮を布として輸入したものの値です」みたいな文章が・・

わたしは見落としていましたが娘が見つけました

「出た!」
どこの企業がこのご時世に毛皮の布輸入して人件費の高いこの日本で製品つくらすんよ


ここまでがわたしが実際3つのNPOに入会して活動して思ったことです


この3つのNPO団体の上部の人間とかなり身近にいただろうと思われる人物がホームページを開設していました
もうずいぶん前みたいで現在更新はされていませんが・・
これをみつけたのは犬猫の保護活動を始めたころだったでしょうか・・

かなり「う~ん わかる・・」と思うこともあれば
「それはちょっとどうかな?」って思うこともありますが
それはわたしという一個人が感じたことです

日本の「動物愛護」について深く書かれています

興味のある方はお読みになってください
↓「動物愛護団体を考えるページ」
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/7608/dantai.html





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