2016年4月28日木曜日

「犬猫」に罪は『全く無い』

地元駐在さんに、年末に保護したわんこのことで電話で話しました

3月頭くらいに駐在所に行き、飼い主のもとに戻ったわんこのようすをもう見てきてくれたかな?

と思いよったのですが、駐在さんは

一度行ったけど留守で、そのあと他の地区の事件の応援があってまだ行けていないということでしたが、近いうち行ってくれる

との話だったのが、そのあと間もなく行ってくださったそうです

わんこは、

サークル?おり?の中に入っていて、あの胴輪は付けていなかった

そうです

チェーンもなしだったそうです

わたし
「首輪は?」

駐在さん
「たぶん付けてたと思います」

わたし
「たぶん・・ですか・・
辛そうな顔してませんでした?」

駐在さん
「うーん、わんちゃんの表情って、あまりわからないんですよ」

わたし
「そうですか でも、サークルのなかでフリーで、あの胴輪がまたつけられていなくてよかったです
ありがとうございました」


あの年末の日、あの子を夫が見つけたことは、偶然ではなく、運命です

世の中に、偶然はありません 全て必然

あの子のからだにつけられていた胴輪を外すことができて、よかった

数日間だけうちで過ごしたあの子に、出会えて、よかった


夫はよく迷子の犬を見つけます

わたしも時々見つけましたが・・

福知山市に移ってからわたしは、小型犬2頭を見つけました

飼い主に戻った子と、飼い主不明で保護した子

飼い主に戻った子は、夜に道路を歩いていて、捕まえようとすると噛んでくるので
苦労しました

車にひかれそうなのを、車のライトで照らして、歩いて娘とはさみうちしながら車に積んでいた
細い犬用チェーンをわんこが着ていたキャミソールのかたひもにひっかけて、車に乗せようとするとまた噛んでくるので抱っこできず、チェーンを引っ張ると外れそうになるので娘のかばんを空にしてそーっとかばんのなかにチェーンごと誘い混んで、かばんごと車に積んだり・・

この子は、ぱっと見て飼い主から愛されてるだろうと思ったので、そのまま福知山警察に預けると、
翌日飼い主からお礼の電話がありました

状態の悪い子の場合や、冬で警察に預けると猫は風邪をひくので、そういう場合は警察に
「拾得届」のみを出してうちで保護したりもしました


夫がはじめて見つけたのは、「モモ」

わたしが、当時里親希望者として当会に来た夫に、犬を譲渡したすぐあと、、当時の夫は
すぐに保護することを考え付かず、わたしが丹波警察から引き取って、
「その子が丹波市 市島町で放浪してるの見ました」と・・

2回目は、職場に迷い込んで来た猟犬を

その時は交際中で、保護することをわかっていたので、捕まえて自分の車に積んだ

GPSを付けた猟犬で、じき猟師がさがしに来ると思ったらしい、、
すぐにやはり猟師は来た

3回目は、夜勤の休憩中に柴犬を、、

福知山警察に届けて、翌日昼間に保護したあたりの家に立ち寄っていくと

飼い主だと言う人がいた

飼い主は、いなくなったことを知っていたがまだ警察に連絡していなかった

4回目が、年末にこの地域で自宅近くを放浪していた、あの子

そして5回目が、4月15日に、兵庫県丹波市青垣町にて中型の日本犬を・・

夫を見つけて向かってきて、噛んで来ようとした

夫はなんとか捕まえようとしたけど、噛みにくるので難しい
車に積んでいたジャーキーをあげると犬は食べる

丹波警察に連絡して、夫がジャーキーで気を引きながら警察官が捕まえようとするけど噛みにくるので、警察官が鉄線の入ったグローブをはめていると、飼い主が家の中から出てきて、飼い主が捕まえた

人間を見つけては自ら向かって行って噛もうとするのは、飼い主が子犬の時から社会性をつけていない証拠

散歩もさせてこなかったんじゃないか?って思う

子犬の時から、他の犬や人間に会わせて社会性をつけていたら、こういうむやみな攻撃性はもたないと思う

警察や保健所が捕まえようとした時に噛んでくる犬は多い

それは当たり前

だって、「怖いことされる」と思うから

ただ、何もしない人間に噛みに行くのは、飼い主の責任が大きい

この子は、飼い主に対しては攻撃性はない

夫に聞くと、栄養状態もいいし、飼い主も犬に対して愛情がない感じではなさそうだったと

となると、、やはり社会性の問題


子犬の時から飼い主しか知らないと、社会に出た時にパニックになり

怖いから、とにかく噛む みたいになる


飼い主は警察官から厳重注意されていたそう

このおまわりさんは、尼崎から異動で来たところで
こういう経験が過去にあったそう

この子を夫が見つけずに他の人を噛んでいたら、、

飼い主が(飼い犬がいなくなったことを)警察に連絡することを知らなかったら、、


もう、間違いなく、、

丹波警察が捕獲→丹波警察から兵庫県動物愛護センター尼崎本所に送られて

「100パーセント殺処分」

になるところでした


夫はすぐに丹波市役所に電話をして、担当者が飼い主宅に指導に行ってくれています

丹波市とは、昨年9月に市役所で話し合いをしました

この際、兵庫県動物愛護センター尼崎本所からも、2名参加

この時は猫の啓蒙についてなど、、


その話し合いの席での話はまた書きますが、それ以来、

丹波市役所独自(センター抜き)でも、啓発や指導など、動いてくれるようになりました

今回も夫が市役所担当者に

「このわんこのしつけについて、飼い主宅に指導しに行く」ことを要請しました

担当者は、しつけの指導に関しては、「センターと協力して行う」と夫に返事をくれたそうです

また、その後について聞いてみたいと思います


昨年9月に、千葉県で犬を警官が射殺したという『事件』がありました

『イノチ』はひとつしかありません

警官3人で寄ってたかって武器を用いて殺す

なんと『野蛮』なことか


殺して済む問題じゃない

このわんこが、噛む犬になってしまった原因は

『人間にある』

その、責任ある『人間』が、

その『責任を放棄してはイノチをつぶす

なんと短絡的な行為か


力の弱い動物に対し、救いの手を差し伸べることなく

イノチをつぶしてきた人間社会に跳ね返ってきたのは・・


人間が人間をももの扱いしてきた、、そしてそれがばれてきた

いくら口できれいごとを言っても、もう、隠せない

この病んだ社会をまともにしようと努力する人には

物事の本質が見えてくるはず


「親×子」 も 「教師×生徒」も 「人間×動物」も・・・全て

どんな関係も

『対等』でなければならない


「対等」=相手を尊重する

ということ


殺していい犬や猫は「一頭もいない」

そんなことを、正当ぶった言い訳をつけてやってのけることをしてしまう人間

とは

いかにも

『野蛮そのもの』だ

そういう人間は、もちろん

「人間をも、差別しもの扱いをする」


自分がそういう人間だと気付かぬのは、、

大変愚かなことである


↓は、常連のお客さんからのメールに返した返事

このお客さんは、2年前に当会に犬を見に来てくれた人で

前のオーナーの時からのお客さんだった人

店で会ってお互いビックリ

過去に当会の犬を預かってくれていた滋賀県の方から、目の見えない小型犬2頭を最近里子に迎えてくれた人

この人のご友人も、同じ滋賀の方から目の悪い小型犬1頭を里子に迎えてくれた

その人は、わたしが当会にいた時にお米を数回わけてもらった方で、当会に3~4回来てくれた

昨年わんちゃんを15歳で看取った方で、このわんちゃんは

「京都府」から『長寿犬の認定』を受けたそう

昨年のその表彰式には、京都府知事と京都市長も来ていたそうです

認定を受けたわんちゃんは、『京都府警』が保護した、行き場のないわんちゃんだったそうです


↓常連さんの方に返したメール

こそとは思ってないねんよ  だって思想はみな自由やから

 あたしは自由が好き 
だからね 社会のこと考えず自分の狭い世界で生きてる人とはつながりたくないねん

 だってそういう人に未来はないから

 自分中心しか考えんなら生きてる意味ないって思う 

店やけどね 利用されるのはいややねんよね 

だってわたしは誠意こめてやってきたもん 

わたしは利益優先じゃないもん 

店なんていくらでもあるんやから、利用優先な人は利益優先の店行けばいいとおもてるんよね 

それは人のいい私がこれまでいろんな人に騙されたり利用されたりして学んだこと 

●●町はすきやで
 この町なら、町ごといい方向に変えられるかも?て思てる 

 それにはね自分の道を進むのよ 

一度しかない人生 死んでからはみな魂の修行が始まるねんよ 

人生は修行  生きてる間になまけたら、死んではじめて修行しなあかん 


(わたしは無宗教です)

武田弥生

















0 件のコメント:

コメントを投稿