2022年11月9日水曜日

辺野古基地

わたしが行っていた一月の間に、米兵が高い位置から 座り込みを見下ろしていたことが3回。 一緒にやっていたうちの高齢の方数名が、米兵に大きな声で叫んでいた。 その気持ちは、わかる。 いやもちろん気持ち全部なんて、わからないよ。 おこがましくて。 ただ、叫びたい気持ちは、理解できた。 それはいいんだけどね、、少し前から、違和感を感じていたことがあった。   それは、前に書いたが、名護市長選で、基地反対派候補が、基地どちらでもない市長に、勝たなかったこと。 市長は、基地に関して、賛成も反対も表面せず、別の政策のみを掲げ、基地に関しては、国と県の動向を 見守る、、と。 この市長になって、名護市には国から交付金が降りていたわけで、、 基地のある辺野古初め名護市内の箱物造りに、交付金が使われているわけで。 よく、 沖縄に基地を押し付けている!なんてことが、言われているんだけど、、 果たしてそれを、堂々と、言えるのだろうか?と。 原発も基地も、交付金が降りているわけで。 むかしからある基地に関しては、また別の話になるが、 辺野古住民や名護市民が、交付金欲しさに、ずるい考えの市長を当選させて、きっぱりと基地反対表明を した候補を支持しなかった事実。 これは、どっちつかずというか、、 ●基地はイヤだけど、他の政策でがんばってほしいし、 国から交付金も継続して降ろしてほしい。 という市民が、多いという現れだと思う。 そんなうまい話があるわけないわけで、、 ●子供の教育費無償化がいい。現市長は基地に賛成も反対もしていないから、基地はイヤだけど、基地に関しては市長でなくデニー県知事が、決めることなんで、なら、基地反対候補に投票して交付金がもらえなくなるよりは、 賛成反対の意思表示ナシの、現市長に投票しよ! みたいな方が、多いと、思った。 もちろんみんな、考え方は自由!なんだよ。 ただね、原発、基地ある自治体なんて、めったとない。 みな、交付金無しでやって、それが普通。 名護市の場合、今の市長になってから交付金がおりはじめた。 一度甘い汁を吸うと、努力することを怠る。 努力しなくても金が入ることを覚えると、脳がサボり 働かなくなる。 今の名護市は、そうやと思う。 だからわたしは、 ●基地を沖縄に押し付けている! といううたい文句は、違うと、基地に通い市長選の結果を みて、思った。 押し付けているのではなく、自ら基地を利用しているのではないかと。 金と引き換えに。 それは、自らの魂を金と引き換えに売り渡していることと、同じだ。 だから、●自衛のために基地が必要だから、基地賛成な のだ!という名護市民が現市長に投票するなら、その方が、 よほど潔いと、思う。  ただ、その場合は、米軍機の墜落事故や米兵による事件に巻き込まれたとしても、文句は言えないと。 辺野古の運動に通う沖縄出身の人は、純粋な気持ちで やっておられると思うが、 基地反対候補に投票しなかった名護市民で沖縄出身の人は、 ● 沖縄に基地を押し付けるな!などとは、 とてもではないが、言える立場ではないだろう。 辺野古基地に来る若い人には、たまにだが、 ●沖縄に基地を押し付けて申し訳ない。 という人がいたが、   わたしはそうは思わないな、、 辺野古がある名護市をみていて、市長選が、そうは思えない結果を、出したのだから。 先日行われた那覇市長選でも基地反対候補が負けて、辺野古運動に来ている人は、市長選の結果をみて、 ●チラシのキレイさや数が全然違うかった!とか言っていたが、、 そんなものが理由で基地反対候補を落選させる那覇市民や名護市民は、 元々、基地のことなんて、どうでもいいんだろう。 なんにも考えていないんだろう。  基地のある地元民がこんななのに、、 と、思ったのが、正直な感想でした。

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