今日はみなさんにぜひお伝えしたいことがあります
生後間もなく捨てられた子猫を救い、そして育て里子に出された方のお話です
フルタイムの仕事を持ちながら、なんとか生かせてあげたいとの一心でひとつしかない生命の灯を消すことなく、里親さまのもとへと繋がれました
ご自分やご家族、飼っているわんちゃんと同じように子猫ちゃんのことを思われる優しい方です
8月1日に保護され、8月7日に始めて当会にメールがありました
☆いただいたメールです(お名前はイニシャルにさせていただいています)
はじめまして。突然のメールで失礼致します。
私は、神戸市須磨区のNと申します。
8月1日、仕事からの帰宅中、自宅近所の道路わきにて、箱に入れられた子猫を1匹発見しました。
明らかに人間の手によって、捨てられたと見られる猫です。
暑い中ずっと鳴いており、自宅で飼う事ができないとわかっておりましたが、
車の通りも多く、どうしても見て見ぬふりができず、病院に連れて行きました。
先生によると生後1~2日、体重80gとの事でしたが、幸いミルクも飲みがよく、身体も健康とのことです。
しかし、まだ目も開いておらず、自力でミルクを飲んだり排泄をすることが出来ない状態です。
私ども夫婦は、二人とも日中仕事でミルクを与えることも出来ないので、
診察をした病院にて、そのまま4日まで入院、今週に入っては昼間の時間、世話をしてもらっています。
保護直後から里親になってもらえる人、知りうる限りの保護活動団体さんにも保護の問い合わせをしているのですが、
未だに返事がない状態です。
みれる時間(休日、平日夜~朝)は、何とか自宅で世話をしては居るのですが、
自宅には犬(元保護犬のボーダーコリーです)がおり、新しくきた子猫にストレスを感じているらしく、
夜中に急に鳴きだしたり、トイレとは違うところにおしっこをしたりと、不安定になりつつあり、
子猫の世話をするのが、厳しくなっております。
(正直な所、病院預かり費用も1ヶ月預かりとなると厳しいです。)
里親さんが見つかるまで、どうにかお世話をして頂く訳にはいかないでしょうか?
※もちろん、猫ちゃんにかかる費用(ミルク、検査費用等)は責任を持って負担させて頂きます。
現在(8月7日)時点で、体重156g、まだ目は開いていませんが、元気いっぱいです。
(性別はまだわからないようですが、先生曰く、メスかな?との事です。)
突然のメール、お願いで申し訳ございませんが、どうしても子猫ちゃんを助けたく、
ご連絡させて頂きました。
よろしくお願い致します。
仔猫の件で、8月よりご相談させて頂いておりましたNです。
9/2より、里親募集の4サイト(いつでも里親募集、ネコジルシ、
ペットのおうち、にゃんこのおうち)で、捨て猫の里親募集を
開始しました。
昨日までに12件希望者さんがあり、その中で仔猫にとって、
最高の家族になってくれると確信が持てる方に、
里親になって頂く事になりました。
真菌の事も含め、既に今後お世話(かかりつけ)になる予定の動物病院まで
念入りに調べてくれていらっしゃるご家族です。
猫飼育歴もある方で、昼間もお世話してくれる方がいます。
9月9日の午前に自宅チェックも兼ねてお届けしてきます。
今回子猫を拾ってから、井上様には大変お世話になりました。
HPの里親に関する条件等も、里親さんとの連絡時に大変参考になりました。
預りさんにお世話になる前に、、、と何とか自力で里親さんを決めたいと思い頑張りました。
是非、お世話になりました井上様にもご報告しなければと思い、連絡させていただきました。
仔猫を拾ってから、慌ただしく1カ月過ぎましたが、仔猫ちゃんがいたから、
井上様や、預りをされている方々の活動を知ることが出来ました。
今後も、預りさんとしてのサポート等は難しいですが、他の形で何かしら御恩を返す事が出来たら、と
考えております。
あと、今回、仔猫を希望して頂き、残念ながらお断りした方で、
(捨て猫や、捨て犬等を代々飼っている方でして、今回も地域のボランティアの里親募集チラシを見て電話をしたら既に決定しており、その方に教えてもらった里親掲示板をみて、仔猫の里親希望を名乗り出てくれたという方でした)、もしまだ猫ちゃんを探しておられるようでしたら、、、と、
全ての生命を尊ぶ会のホームページ、ブログをご紹介させていただきました。
もしかしたら、その方(播磨町にお住まいの主婦の方でした)から、ご連絡が入るかもしれません。
差し出がましい事をして申し訳ございません。
もし、その方から里親希望のご連絡がありましたら、よろしくお願いたします。
本当に、本当にお世話になりました。
まだまだ残暑厳しいので、お身体の方、ご自愛ください。
そしてNさまは、9月9日に里親さまのお宅へ無事猫ちゃんを届けられました
仕事をされながらの夜間の一定時間毎のミルクやりは大変だったと思います
昔のわたしを思うと後悔でいっぱいです
自分の車のバンパーの中かエンジンルームかどこかから子猫の鳴き声がしていました
今思えば車屋さんに来てもらえば助けられたはず
それをそのままにしたこともありました
庭に生後半年くらいの猫が来て、かわいかったのでかつおぶしをあげたらパッと家の中に入ってきて、「だめ」と言ったら庭に逃げて行ってしまって・・・
子どもがアトピーのため飼えないと、思いこんでいました
ひどいこと、いっぱいしてきたんです
今、思います
あれは試されてたんだ、と・・
そういうとき自分がどうするのか
今も思います
試されてるんだと・・
もう、後悔するようなことはしたくないです
どうかみなさん、後悔の残る生き方はしないでください
特に小さないたいけな命に関して・・
捨て猫や放浪犬・迷子の犬や猫を警察や保健所に連れていくのは、自分も捨てた(見捨てた)ことになります
センターで殺処分される(二酸化炭素中毒で息ができなくなる)苦しみはもちろん、警察で数日から数週間、そして次に行くセンターなどでまた数日間、その間拘束され、まるで拷問を受けたような精神状態に陥り、食欲もなくなり急に老けて、人間に不審感や恐怖心をいだいたまま亡くなっていく犬や猫が
どうかどうかいなくなりますように
どうか助けてあげてください
この子たちを助けられる手は、わたしたち人間しか持っていないのです
Nさま、本当に、本当にありがとうございました
保護された当初に送っていただいた子猫ちゃんの写真です
☆ご支援のお礼
子猫ちゃんを助けられたNさまより、前月も現金でのご寄付をいただきましたが、今回、この子猫ちゃんが食べなかったので・・ということでデビフの子猫用缶詰6缶をいただきました
そして、現金にて5千円のご支援もいただきました
Nさま、ありがとうございます
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