井上です
今日のブログは少し長くなりますが、どうぞよろしくお願いします
みなさんは動物実験の実態を知っておられますか?
わたし自身、この目で実際にみたことはないけれど、神戸でパネル展をしていた時に、武田薬品に以前勤めていたという方お二人から声がかかり、わたしにおっしゃいました。
お一人は、「動物たちのうめき声が聞こえてきてかわいそうでならなかった」と・・
お一人は、「死亡した動物を弔う場所が社内にあり、時々そこで手を合わせていた」と・・
(全国にたくさんある武田薬品の全ての場所でそういうところがあるのかどうかは聞いていません)
また、大阪府でペット法塾(動物の虐待や犯罪に関して理解ある弁護士さんたちの組織)のセミナーを受けに行った時のことです
まぬかれていた薬品会社の社員(会社名を聞きましたが、教えてもらえませんでした)から、セミナーが終わったあとにお茶をしましょうということで誘われ、そこで聞いた話です
「わたしが社長に、この薬は人体に使っても大丈夫とわかっているのだから実験はいらないでしょう。
と言ったのですが、社長はいや必要だと主張し結局実験しました
ビーグル30匹が無駄死でした」と・・
わたし自身の考えです
人間の場合ですが、大きなケガなどの場合は、手術や消毒や抗生剤が必要なこともあると思いますが、基本、病気に薬は全く必要ないと思っています
これは、自分自身の経験から思うことです
わたしは成人してからは病院依存症みたいな感じで、なにかあればすぐ病院!という感じで、診察をしてもらって安心を得ようという感じの人間でした
しかし、約8年前に交通事故を起こし、むちうちや腰痛・大うつ病になり、どこの病院に行っても、鍼灸院や整体・カイロプラクティックに行っても、良くならないばかりか、悪くなるばかりで神経内科にも通いうつの薬も飲みましたが、全く効果がありませんでした
ただ、どうしても体を治したくてあがいていましたので、さがし続けてやっと
「自然治癒力を高める波動法の整体」に出会い、助けられました
そこでは、ただ通うのではなく、食・衣・住すべてについて教えてもらえました
その治療法に出会ってから6年間、一度も病院には行っていません
もちろんその治療も1年ほど通っただけで現在は全くどこにも行かなくなりました
そして薬局では薬やサプリメント、栄養剤また、湿布やカイロ・バンドエイドさえも買わなくなっていました(現在は冬に猫の寒さ対策でカイロを買うことはあります)
衣食住すべてを、できるだけ自然・天然のものに替えていくということにだけ気を使っていればよかったので、ものが減りました
化粧品・歯磨き粉・ヘアスプレー・石鹸・ボディーシャンプー・ハンドソープ・ハンドクリーム・お掃除シート・クイックルワイパー・芳香剤などいろいろが除所にいらなくなり、ごちゃごちゃあった洗面所やお風呂場がスッキリして、実にシンプルな生活になりました
朝起きたら、何もつけないハブラシで歯を磨き、ただの水だけで顔を洗って何もつけない、髪はとかすだけ、夜はお風呂でお湯を浸しただけの綿のタオルで体を洗い髪は100%天然植物性の石鹸シャンプーとリンスで洗います(注:石鹸シャンプーはよくすすがないと毛穴に石鹸が詰まってしまいます)
こういうシンプルな生活にすると、ごみも少ないし、余分な時間もかからないし、実に気持ちがいいものです
そして、2009年の年末に、神戸市内の小さな映画館で、飯田基晴監督の「犬と猫と人間と」を観ることになります
一緒に観に行った当時20歳の娘とものすごい衝撃を受けました
日本の自治体の動物管理センター(犬や猫を殺処分するところ)が3か所取材され、民間の動物愛護団体も1か所登場しました
その映画に出ていた当時のわたしの地元であった神戸市動物管理センターにはいっている(社)日本動物福祉協会(阪神大震災で多くの動物たちの救助に携わったことから、神戸市動物管理センターにボランティアグループとしてはいったようです)の前会長である松田氏(女性)が映画に登場して口にした言葉「殺処分ゼロはありえない」という言葉に、また気持ちが大きく揺れました
そして、その数年前に家族でペットショップに行って二頭のダックスフンド(現在9歳)を買ったことを後悔しました
映画を観たあと昼食を摂るために元町のオーガニックカフェ「モダナーク」へ行きました
当時は整体のすすめに基づき、肉と乳製品を食べるのはやめていて、モダナークには、ALL植物性のランチやデザートがメニューの中にあったからです
ここは三宮から近いので、その後行うことになるパネル展やデモのあとにもよく利用させていただきました
かなり前からある神戸の老舗のオーガニックカフェです
そして昼食を終えてドアを開けると、何やらいろんな紙がおいてあります
(店に入る時はわたしも娘も映画を観たショックで気付かなかったのです)
こういうお店は衣食住や健康に関するもの、そして今なら原発反対の署名用紙とか、そういうものがたくさん置いてあるんですね
そのなかで見つけたのが、動物に関する様々な問題を写真入りで載せたちらしでした
こういう問題の啓蒙活動をしているあるNPO団体のものでした
そこでまたさらに驚きました
犬・猫の殺処分について、毛皮について、動物実験について・・など
そのちらしをもらって帰り、家に着いたら娘がすぐにネットで調べはじめました
その画像をみて、とても驚き、そして、今までそれを知らなかった・・気づかなかった・・ペットショップで犬を買った時に売れ残った子はどうなるのかつきつめて考えようとしなかった、町で毛皮製品をみたとき何も感じなかった自分に後悔し、すぐに家にあった服を見にに行き、わたしのジャケットの襟に付いていたFURと、娘のコートの裏地のFURと、娘のトレーナーのフードのふちどりのFURを確認しました
わたしのジャケットは、1枚はフェイク(合成の)FURでした
素材の表示のラベルには、「FUR部分ポリエステル100%」となっていました
もう1枚のジャケットには、「FUR部分ラビット」と・・
娘のトレーナーのフードは「ラビット」
コートの裏地は「アクリル(合成)」です
なんてことをしたのだろうと・・また二人で後悔です
ここから動物愛護の活動を親子で始めることになりました
まず、ちらしの団体の会員になってちらしを送ってもらい(会員にならなくてももらえるのですが)
映画館に許可をもらい(神戸市が経営する映画館でしたので)「犬と猫と人間と」の上映期間があと4日残っていたので毎日通って上映室に入ってくるお客さん一人一人に手渡しで配らせてもらいました
館内にも長期間ちらしをおかせてもらいました
この映画を上映している全国の映画館にもちらしを郵送しました
そして、そういったNPO団体3か所に順に加入し、パネルを借りては三宮でパネル展をしたり、神戸のアースデイやフリマでもブースを借りてパネル展をしたり、JR大阪駅前や大阪心斎橋商店街で歩くパネル展をやったり、ヘップ前でパネルを並べたり掲げたりと、特に若い子やファッションに興味がある子が集まりそうな場所を狙っていろんなことをやってきました
2010年の5月から週一でパネル展を始め、6月に奈良県から成猫3匹(愛・姫そして亡くなった健)を引き取ったことをきっかけに犬・猫の保護活動を始め、10月からは三宮センター街などを行進するデモを月一で開始、同じく10月から兵庫県立明石公園の広場で(真夏・真冬を除き)月に1~2回「犬・猫の里親譲渡会」を開始しました
デモと譲渡会を始めてからは、パネル展をできなくなりました
そして今回、2012年の8月1日に京都府福知山市に移転することになりまして、デモは他の方々が継続してくださることになりました
この方々は、グループで、時には個人で神戸・大阪・京都などでパネル展やデモ、ちらし配りなどの啓蒙活動を続けていらっしゃいます
わたしの娘も大阪難波でやっております
毛皮にされる動物の問題・動物実験に使われる(物ではないので使うという表現はいやなのですが)動物の問題・保健所で殺処分される犬や猫の問題・畜産動物といわれる牛・豚・鶏などの問題、フォアグラの造られ方、他サーカス、動物園、水族園、野生動物、小学校などで飼われるウサギとか、みせものにされるスペインの闘牛(日本の土佐の闘犬もそうだと思いますが)など、数え上げればきりがないほどの問題・・
それは、そのほとんどが経済のために人間に利用されるというところから来ています
実態を知るためには、ひどく、かわいそうな画像ももちろん見なければなりません
でも、それが真実なのです
パネル展をしていた時、食い入るように見る人は言います
「どうしてこんなひどいことをするのか?」と・・
素直で純粋な心を持つ人です
きついと思う画像でもしっかりみます
小学生でも(いえ、そのくらいの子の方が)しっかりと、そして関心を持ってみる子が多いのです
悲しいかな、年をとっていくほど、そういう人が減っていくのです
関心がなくなっていくみたいです
自分には関係ない!みたいな・・・
それはたぶん、教育の問題であったり(家でも学校でも)、食べ物や環境の問題であったり(食べ物や環境から身体と心は造られます)、とにかく経済最優先の社会の問題であったり(全て政治がかかわってくるのですが)というのが原因ではないかと思うのです
そしてこういった動物の問題や原発の問題などほかにもたくさん、とにかく日本は隠される国であり、自分から求めない限り真実を知ることはできないということ(テレビなどマスコミも操作されているので)が一番の問題ではないかと思います
子どもたちは、自己主張することがいけないことみたいに思わされたり、みんなと同じでないと仲間はずれにされたり、いじめをみてもみてみぬふりをする子が増えたり、大人は政治やCMなどを信じ込み、数年前までは1日30品目を食べよ!と言われていたのが、そんなに食べてはメタボになります!となり、毎年健康診断を受けたり、それでもがんやうつ、パニック障害などの精神的な病気はどんどん増えています
西洋医学とは、ホメオパシーや波動法など何種類もあるのですが、日本が明治維新の際に現在の方法を取り入れたというだけなのです
もちろん薬が必要なことはあります
実際わたしも飼い犬の若葉(ダックス)に何度も噛まれたり(ダックスはキバがすごいので傷が深いのです)猫にひっかかれたりとよくありました
最近では若葉を上手にあしらえるようになり噛まれなくなりましたが・・
いつも傷口を開いて流水で良く洗い流すだけなのですが、一度だけ傷が小さかったのでさっと洗っただけでした
いつもはあっという間にはれあがるけどまた数日ですーっと腫れがひくのですが、その時はとても時間がかかり、結局腫れはひきましたがひとさし指の先の関節が少し曲がったまま固まっちゃいました
まあ、日常生活に支障はないのでかまわないのですが、あとで、「もっときれいに洗えばよかった」とか、「あの時だけは、抗生剤を飲んだ方が良かったな」と思う時もありましたが・・・
わたしの場合はそんな感じですので、たぶんかなり大きなけがなどして、ものすごい流血とかしない限り病院に行くことはないと思いますが・・
ただ、動物たちは違います
でも、犬は基本猫よりは丈夫なので、死にかかわるフィラリアの薬を飲ませたり、法規則である狂犬病の予防接種とかはしますが、基本的に、食と住に気をつけることが将来年をとった時に病気になりにくいからだになると思っていますので、よほどのことがない限り、病院には行きません
でも、猫は・・特に子猫は(戸外で生まれたりのらちゃんの子は特にですが)おなかんに菌がいたりウンチの検査で寄生虫が見つかったり、猫同士で移りやすく月例の小さな子猫ほど死に至るケースが多いパルボウィルスや白血病など・・・とても怖い病気が考えられますので、病院に連れて行き薬をもらうケースが多いです
そうしなければ死んでしまいますので・・(技術を持たない獣医師も多いので病院に行っても死んでしまうケースも多いです
大切なのはいかに技術のある獣医にめぐり逢えるか、これはなかなか簡単ではないです)
ということで、いろいろ書きましたが、現在までにすでにいろんな薬が開発されており、人間に関してはですが、わたし自身の考えでは、3分診療で目も見ずにカルテだけを見ながら話しながら定期的に血液検査をしたり薬だけを出すお医者さん(いままで生きてきてわたしが出会った医師はほとんどがこんな感じでした)よりも、あるいは口がうまくて自分はなんでも分かるんだよ、ここをボキボキやるとすぐ治るんだよというような整体師よりも(これもわたしの経験談です)、毎日の衣食住で、なにが大切なのかを見極め、自分のからだに何を取り入れて何を遠ざければ健康になれるのかを見極め選択することが大切だと思います
わたし自身、外で食べものを買ったりはしませんが(ただ、今回の引っ越しの際はかなりハードで1カ月くらいそれをやっちゃいましたことと、神戸での保護活動の無理がたたりまして約1カ月からだをこわしちゃいましたが最近よくなってきました)、この夏場、自販機で冷たい飲み物を買う時は、必ず伊藤園の「お~い!お茶」
理由は?
伊藤園は数年前に動物実験をやめたからです
やめた理由は「これから海外にもっと進出していくために」ということです
動物実験などしていては、海外では売れない、ということですね
お茶なら何でもいいというわけではないのです
たとえ1円でも、自分が消費するということは、どういう企業を応援するのか?という結課となり
それが企業実績につながるのです
伊藤園はそれがわかっているということですね
あと、わたしの食についてですが、6年前に自然治癒力を促す整体法に出会ってから、牛・豚・鶏の肉と乳製品は一切やめていました
そして2009年の年末に畜産動物の実態を知ってから、玉子もやめて当時20歳の娘と二人でヴィーガンになりました
ヴィーガンとは、だしやはちみつに至るまで、一切動物性食品を摂らない人のことです
ただ、これは、わたしと娘の場合ですのでそれに限っての事実なのですが、ヴィーガンになってちょうど1年経ったときに二人とも歯が1本ずつ欠けました
わたしが奥歯で娘は前歯です
ちょっとどうかと思いつつも、それから半年間、結局1年半ヴィーガンを続けたのですが、その後2011年の夏からは、魚貝類は食べるようになりました
もともと関節が弱かったわたしですが、(中高でバスケをしていてよく足首や手首のねんざをしていました)指の関節が痛んできたので(その前に歯も欠けましたし)、やはりカルシウムの不足を疑い(海藻類や緑黄色野菜で補えると思っていたのですが)、1年前の夏からは鰹節やちりめんじゃこなどから始め、魚貝類を食べています
結局今は、日本人がずいぶん前から摂ってきたといわれる
「ま・ご・は・や・さ・し・い」食生活をしています
ま・・・豆類(大豆・小豆・豆腐・おから・高野豆腐など)
ご・・・ごま
わ・・・わかめ(海藻類/わかめ・ひじきなど)
や・・・やさい
さ・・・さかな(魚貝類)
し・・・しいたけ(きのこ類/しいたけ・しめじ・えのきだけなど)
い・・・いも類(じゃがいも・さといも・やまいも・さつまいもなど)
そして可能な限りオーガニックで(無農薬・無化学肥料・食品添加物なし・遺伝子組み換えでないもの)
あとは、今なら放射能の危険が少ない地域のものを摂るようにしています
最近は、ネットや宅配などでこういったものが簡単に手に入りますので・・
野菜は特に気をつけています
神戸にいた時は、川口由一さんの提唱する「自然農」の野菜を徳島の農家の方から直接送っていただいていましたが、京都府福知山市に移ってからは、兵庫県丹波市春日町の農家の方から、赤峰勝人さんの提唱する「循環農法」のものを送っていただいています
車で1時間くらいの兵庫県の市島町なども有機栽培がかなりさかんな地域で、農家の方から直接
購入できます
ずいぶん前、神戸に住む方々からの安全なものが食べたいという要望が強く、「有機の町、いちじま」と言われるようになったそうです
今日は、これまでわたし自身のことを中心にいろいろ書かせていただきましたが、実験動物というのは、単に薬や医学だけに使われているのではありません
たばこや化粧品、食品添加物、農薬など、あらゆるものに使われています
長期間実験という名の虐待を受け、苦しめるだけ苦しめて殺されていきます
実験をされるために産まされる動物もいます
犬の場合、ビーグルはその性格上、実験によく使われるそうです
実験のために、殺されるために産まされ、人間に抵抗しないよう、そのために小さいときから人間がなでるそうです
何年か前までは、保健所に連れてこられて殺処分される子たちが動物実験に使われていましたが
これはよくないということで、愛護家たちの運動によりそれはなくなりましたが・・
しかし、今でも犬や猫、うさぎなどが、闇のような業者により、実験業者などに売られています
インターネッや譲渡会などの里親募集の際にも、虐待や売買目的には十分気をつけなければなりません
里子にもらった子猫を何頭も虐待死させている人間は結構います
サイトの運営者などは、その人物のことをメールで掲載者に送り注意を促します
「ペットのお家」というサイトの場合は、里親希望者は、直接動物の保護者に連絡するのではなく、サイトにまず氏名・住所・連絡先とコメントを連絡し、サイトの方から動物の保護者に連絡がくるようになっています
それだけ気をつけなければならない、かよわき動物を傷つけ死なせ、それを喜んでいる異様な人物が多いおかしな社会になっているということです
あと、国によってはですが、犬や猫を食べるところもあります
犬や猫を簡単に渡してはいけません
話を戻しますが、動物実験も毛皮も殺処分も肉にされる動物の殺され方もどれも悲惨なものです
わたしは現在魚貝を食べるのでヴィーガンではありませんが、ヴィーガンの方はやはり尊敬しています
とても誠実なお人柄であります通称「ふみふみ隊長」は動物たちの現状を伝える活動を熱心になさっています
ヴィーガンの方です
9月22日に開催が決まりました「神戸毛皮反対デモ」の告知もあります
ぜひ「ふみふみ隊長」のブログをご覧になられてください
こちらです
http://ameblo.jp/tanntakatann55/
よろしくお願いいたします
全ての生命を尊ぶ会
井上弥生
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