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I'm sure you know this song. It's probably one of the most popular songs in world.
誰でも一度は聴いたことがある"Amazing Grace"『アメイジング・グレイス』には実は作者の悲惨な過去に対する後悔の意味が込められています。
それは黒人奴隷制に従事していたことに対する作者の悔恨です。
John Newton
この曲の歌詞を書いたのはジョン・ニュートン。(イギリス:1725-1807)
彼は青年時代は相当な荒くれ者で、黒人奴隷売買の仕事に身を売り、奴隷船の船員になりました。
黒人奴隷船
アフリカで黒人たちを拉致し、動物以下の扱いで船に詰め込み、買手に売り飛ばしていました。
奴隷船では黒人奴隷への暴力はもちろん、レイプ・殺人も日常的にあるような荒れ狂った毎日だったそうです。ニュートンは酒、金と暴力に溺れ、神に背いた毎日を過ごしていました。
しかし、彼に転機が訪れます。
大嵐で死を直面
1748年3月に22歳の彼が乗っていた船が大嵐に遭遇して、難破寸前まで追いつめられます。数週間も沈没と餓死の恐怖を味わったそうです。死に直面したニュートンははじめて自分が歩んできた人生を悔い、神に許しを求め、改心します。奇跡のように助かったニュートンはそれを転機に病を訴え、奴隷商人をやめ、必死に聖書を読みはじめ、聖職者(賛美歌の作詞家)としての道を歩みました。
ニュートンが50代半ば頃にはじめてこのアメイジング・グレイスの歌詞を発表しました。後ほど、曲が加えられ、今の曲になったという話です。
この歌詞は彼が22歳の時、海で死に直面して神に救われた時の心情を表していると言われています。
では最後に歌詞を見てみましょう。
Amazing Grace! How sweet the sound
驚くべき恵み。なんと甘美な響きよ。
That saved a wretch like me!
私のような悲惨な者を救って下さった。
I once was lost but now am found.
かつては迷ったが、今は見つけられ
Was blind, but now I see.
かつては盲目であったが、今は見える。
全歌詞を見たい方はこちら(wikipedia)をクリックしてください。
この不滅の名曲の歌詞に秘められているのは1748年にあの海で遭難していた22歳のニュートンの悔恨と回心の思いです。
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