2017年2月5日日曜日

『そら君』帰ってきた/神戸市動物管理センター『犬猫』物あつかい

☆『そら』というわんこ、3頭と関わりました

1頭は、里子に行ってから里親さんが名付けた小型MIX『男の子』

1頭は、当会で名付けた(仮名)ヨークシャの女の子⇒里親さん宅で『ベリー』

もう1頭、里子に行ってから里親さんが名付けたダックス


昨日、ダックスの『そら君』が、かえってきました

個人的なことなので詳しい事情は書けませんが

子供さんのことで、、とだけ、書いておきます


覚えていますか?

片目のチワワ『ポッキー』と一緒に保護したおじいちゃん犬ダックスです


当会が保護したのは3年前の1月

きっかけは・・


当会が4年前に、神戸西警察から保護した成猫の『マコ』が、すでに妊娠していることがわかり
そのマコを、兵庫県丹波市の方があずかって、出産させてくれました

その産まれた黒猫の兄弟『ジョニー』&『オギー』の里親さんになってくれた方から1年後に

連絡があり

『知人のお兄さんが自殺をした

4頭犬を飼っていたけれど、奥さんは犬を世話しないと言い

自殺した男性の父親が、4頭とも、保健所に持って行くと言っている』と、、、


猫の里親さんが、メス2頭を、なんとかその父親が世話を続けるように説得をして

でもオス2頭はもう無理だ

ということで、去勢手術を父親にしてもらい、当会が引き取りました


こういう問題、多いんですよね・・

この自殺した男性は、結婚前から犬を飼っていたようで、、

結婚相手が理解の全く無い人間の場合、こういう問題がおきます


この時、最初、正直、悩みました

その時、ちょうど、『神戸市動物管理センター』『京都府動物愛護管理センター』からも

犬の引取りを始めていた時で

うちにはたくさんいたし、『神戸市』からは、(当会にいられる)頭数制限も決まっていたし


悩んだ理由は、

『飼い主の自宅』は、『神戸市西区』だったんです


ということは、父親が保健所に持って行くと言ったのは

『神戸市動物管理センター』のことです


わたしは、『神戸市動物管理センター』に入ってきた犬で、殺処分判定になった犬のうち、

他の神戸市の譲渡団体が引き取らない犬を、全て引き取るつもりで、

最初からその覚悟でいました


なので、最悪、片目のチワワと老犬ダックスがその立場になっても
その時にわたしが引き取ればいいのではないか?とも思いました

神戸市が神戸市の一般譲渡犬に決めることは、絶対にないと思っていました

神戸市が一般譲渡犬にするということは、このところ書いてきましたが


『神戸市動物管理センター』の敷地の一部を活動場所にしている

『神戸市の委託業者』である『公益社団法人 日本動物福祉協会CCクロ』に世話をさせる
ということです

(CCクロはボランティアグループとホームページに書いていますが、ボランティアじゃないですよ

日本動物福祉協会には、『神戸市』から毎日1万円が払われていますから)


●片目のチワワ



●老犬ダックス

を、日本動物福祉協会CCクロが世話をする なんて、
当時は、ありえないこと だったんです


だって

わたしがセンターに直談判に行った時は


●神戸市職員 獣医師免許持ち 湯木(ゆき)女性

●神戸市動物管理センター 委託業者(電話しつけ相談)中塚圭子ドックトレーナー

●日本動物福祉協会CCクロ 北村代表(当時)

この3人で、犬猫を殺処分判定していたんですよ

犬猫の、99%を殺していて、(猫は限りなく100%に近い 99.99999%)


ほんのほんのわずかな犬しか譲渡していなかったんです


2013年12月1日から、当会が『神戸市』の譲渡団体となりましたが、、


ポッキーとそらの話があったのが、そのころ


わたしが譲渡団体になって、『とにかく勝手に殺してくれるな!』ということで
やっていました

毎日毎日、

『今日は犬が入ってきたか?入ってきてないか?

どんな犬が入ってきたか?弱っているか?』

など、電話していました

でないと、勝手に殺すって思ったから


殺したあとで

『生かしておく方が可哀そうだった』と

また虚偽の理由をつけてね・・


なので、

そんな日本動物福祉協会CCクロが

●片目のチワワ
●老犬ダックス

を、『神戸市動物管理センター』の敷地内で『委託業者』として
世話をするわけがないし

ただうまくいけば、、

他の団体が引き取るかも?
そうなると、うちで抱えなければならない犬が増えるのを少しでも遅らせることができる

そういう気持ちが一瞬はよぎりました


が・・・

すぐに、やっぱり飼い主から直接引き取ろう

と、思いました

理由は

いくら毎日電話で聞いていても、

●湯木たちが勝手に殺すかもしれない

って思ったのと

●飼い主が自殺したということは、犬たちの精神状態もよくない

特に『うつ病で自殺』ということは、自殺をするまでにも
飼い主の精神状態に、長年かなりの狂いがあったろう
その間ずっと犬達は、不安になってきただろう
そういう大変な状態におかれているわんこたちを

あの、『愛情の無い収容室』にいきなり入れることは
もっと精神状態に追い込みをかけることになる

と、思ったから

だって、あんなとこに入れられて、あんな愛情ない人たちに世話されたら

普段噛まない子でも、人を噛むくらいに

精神状態が追い詰められるかもしれないから


こういうようなことは、センターの人間も、CCクロの人間も、全く考えていませんよ

だからだめ なんですけどね


で、猫の里親さんと飼い主の父親が、神戸市内の当会のかかりつけ医のところに連れて行き

一般の人が払う料金で手術代を支払、一泊して、わたしが迎えに行きました


迎えに行った時に、2頭を見て思いました


老犬のダックスをみて、、

『この年の子に去勢手術をさせたのは、かわいそうだった』と

ただ、この獣医の腕(特に、見立てと手術の技術)をわたしはとても信頼はしていたので

この子は問題なく手術できる状態だったからしてくれたのだろう
とは、思いました

当時のブログで書きましたが、

車に乗せる前に、散歩させた時に

ダックス「そら」が、急に立ち止まって、とおりすぎる男性の背中をじーっと
追いかけていたんですよね

わたしは、その時涙が出たし、今もその時のことを思い出したり、今書いていても
涙が出ます


それが、男性だったから・・なんですよね


「そら」を飼っていた自殺した男性を、「そら」は、探している

どこで自殺したのかはわからない

「そら」がいた場所なのか?

それとも、いきなり男性がいなくなって、帰ってこないことになった のか?
は、わからない

わたしはその「そら」の姿をみて


飼い主は、かわいがっていたんだな って思った


ポッキーとそらの栄養状態も良かった

「そら」はちょっと太り過ぎくらいだった


そして、おくさんは可愛がってなかったんだな って思った

おくさんが可愛がってたら、女のわたしをみて安心し

知らない男性を目でおいかけることはない


そりゃ、奥さん、引き取らないよな・・って思った


しかしね、、子供がいる母親です

犬を保健所にやってもよいなんていう考えの母親には

まともな子育ては、絶対にできません


わたしは「そら」と「ポッキー」をみて

わたしがすぐに引き取ってよかった って思った

ポッキーは、わたしにはすぐに慣れたけど、

そのあと預かってもらった滋賀のOさんを噛みそうになったし、

岡山の里親さんにも

奥さんにはすぐになついたけど、ご主人を噛みそうになった


やっぱり、片目のチワワと老犬ダックスを

神戸市動物管理センターに送らせないでよかった・・と。


昨日、大阪府の里親さん宅に夫が出向き、トライアル中の子犬2頭を正式譲渡とさせていただいたのですが、その途中に、おなじく大阪府の「そら」の里親さん宅の近所で、『そら』を、引き取りました


「そら」の記事が長くなったので、正式譲渡の件は、明日書きます

「そら」を夫が連れて帰ってくる時間に合わせて、娘に迎えにきてもらいました


この家はとても寒く、娘の家のほうがあたたかいので、大阪府のあたたかいところにいた

『老犬のそら』にとっては、娘の家の方がいいと思ったから

また、春になったら、わたしがみようと思っています。


おなかあたりに脂肪ができていて、耳のあたりにもできものがあるということですが、

年とってくると、いろんなものができます


『飼い犬の銀次郎』も脂肪が出来ています


わたしは、食と住で、できるだけ脂肪が大きくならないようにしています

一旦大きくなった脂肪も小さくなってきたりもします

娘もできるだけ化学物質をさける生活をしています

ただ、手作りフードとまではいきませんが、

仕事が休みの日だけでも、

手作りをしてくれるように頼んでいます


そらは、当会が保護した時から『白内障』で

今は、片目は見えないけど、片目はうっすら見えてる感じということ

眼が見えにくいので、仕切りをつくって、まずは畳一畳くらいのスペースに

あったかいハウス(ハウスのなかに、フリースでくるんだ使い捨てカイロ2つ)ハウスから出た
ところに、ごはんと水とトイレシートを







昨日車で移動の途中に夫が水を飲ませようとしましたが、全く飲まず

娘宅でも、飲まない食べないで

ハウスに入ったままということだったので


ご飯は朝、里親さんとこで食べてるから、最悪夜食べなくてもいいけど
水分は摂らせないといけないので

ただ、ドライを食べる子なのに安易に市販の缶詰をあげると
臭いがきつく柔らかい缶詰しか食べない子になってしまう
(缶詰は添加物が多いのでからだによくない)

娘に電話で『ツナ缶ある?』って聞くと

『自然食のツナがある』ということなので

水分ごとあげてもらいました


そらはいっきに食べたそう

とりあえずは

場所と飼い主が変わった不安を

まずは取り除くために
おいしいものをあげてもらいました

『あ、おいしいものくれるとこやし
この人おいしいものくれる』


って思ってくれることは

『そら』の精神的不安を取り除くことになるので・・・


今朝娘が起きたら

水も飲んで、ドライフードも夜中の間に完食していたということ
おしっこも、トイレシートでしていたそう

↓娘が朝ごはんあげた時


とてもおとなしくねてばかりいる子

わたしが最初に保護した時もそうでした


元々の性格もあると思うけど、

慣れて、自己主張してくれるようになって欲しい

犬や猫が、まずは自己主張を
できる状態にさせてあげられることが

イコール

安心していてもらえる

ということだ

って、わたしは思っています

それは、人間の子供でもだし


大人同士でも

それがないと

本当にわかりあえることはない

と、思います


それができて


はじめて

『対等な立場』である・・・と。


わたし自身、子育ても

飼い犬・飼い猫に関しても

そういう感じでやってきたし

それはもちろん

保護の犬猫たちにもそうしてきました


たぶんそれは、自分が育てられた環境や

他人さんから愛情をもらったことや

通った高校の自由さ・・とか

そういうことからだと思います。

(自分が小さい時、主張をできる環境ではなかった

おさえつけではなく、親が自分に関心が無い という感じ)


だから大人になってからは

自分の家庭はこういうふうに・・と思った



ただ、そういう感じになれなかったのが

23年間、結婚生活を送った前夫との関係・・かな?


言いたいこと言える関係にはなれなかった
(もちろん相手に気遣いがあった上で・・ですよ)

この人と結婚生活続けるには

『仮面夫婦』でしか無理かも?

そんなのは耐えられない

って・・・


だから今、離婚してからの方が

たぶん

いい関係になれてると思う


それをね、結婚してる時にできればいいんやけど、、

一緒にいるとこれがなかなか難しもんで・・



お互いそれでよかったと思う


娘は娘で向こうの家族みんなと付き合いできてるし


『離婚って、悪くない』のよね!(^^)!







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