2011年6月26日日曜日

アニマルホルダーと関わって

6月24日に兵庫県西脇市のアニマルホルダー(57歳・男性)から2匹の仔犬を
引き取り、現在神戸市内の預かりボランティアさん宅で保護されています。

里親さんは決まりましたが、生後一ヶ月のわりにあまりに小さすぎるので
あと1週間ボランティアさんに預かってもらい、ワクチン接種後にお渡しします。




アニマルホルダーとは、文字通り、動物を抱え込むこと・・・
犬を見つけてきては何匹も飼い始め、不妊手術を全くせずに増やし続ける。
過酷な環境で成犬・仔犬を問わず弱っては死んでいく・・・
その姿を見ても全く改善しようとしない。

動物に対して精神的に依存してしまっている状態であり、犬が好きだとか可愛いとか
言うけれど、ろくに世話もせず放し散歩や川で泳がして捕まえられないままの子もいる。

上の2匹もきょうだい同士の子どもで生後1ヶ月で母犬は約200匹のダニに噛まれて
ぐったりしていたのに病院にも連れて行かず翌日死んでいたそうです。

仔犬も5匹のうち3匹が死んでしまい、上の2匹が生き残りました。

このままでは2匹も危ないと思い、急遽、引き取りに向かいました。

今もその場所には7匹いますが飼い方が原因で性格が半野生化しており、
すぐに里親さんが見つかる状態ではありません。

保健所に電話で飼い方指導をお願いしています。






この上の写真のムクちゃんもそこにいた1匹で、今回亡くなった母親犬のきょうだいで、2月20日の里親譲渡会でもらわれていき、今はとっても幸せに暮らしていて顔つきまでとても穏やかになりました。

このムクちゃんのきょうだい犬があと5匹います。
まだ9ヶ月くらいで若く、人懐っこい子から人慣れに時間がかかる子、脱腸の病気のある子がいますが、みんな可愛くて小型と中型の間くらいで飼いやすい大きさです。

脱腸はきちんとした食事をすれば、時間がかかっても必ず治ると思います。
アニマルホルダーのところにいると、人間の食べ物(ギョーザやパンとか何でも)とか、
激安のドッグフードを食べさせられるので脱腸の症状は酷くなるばかりです。

これまでたくさんの飼い方指導を行ってきましたが全く変わりません。

昼間から酒を飲んでろくに仕事もせず、間違った感情で犬を愛していると思い込んでいます。

どうか皆さん、ここにいる子達を助けてください。

5匹のきょうだい犬以外にも2匹いますが、こちらが費用負担して不妊手術をした途端に
この2匹は自分の手元に置きたいと言いはじめ、手放す気がありません。

説得をしていきますので、この子達を家族に迎えてください。

犬によっては脱走防止措置が必要な子もいますので、ご相談ください。



全ての生命を尊ぶ会  井上

078-743-1012

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