2022年7月13日水曜日

富山

チュ一リップテレビさんも、ありがとう〜→12日、霊感商法の問題に取り組む弁護士が会見を開きました。 全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士: 「私が許せないのは、山上容疑者のお母さんが平成14年、2002年に奈良地裁で自己破産しています。その自己破産は明らかに統一教会に対する過度の献金のためですよ。それ以外考えられませんよ。それを(教団は)昨日の記者会見ではあたかも他人事のように言ったうえで、『その後の献金はありません』と。おそらく献金させています。借金させても献金させます。カードの借金をしたために自己破産した信者はたくさんいます。それを白々しくああいう形で証言することは許されない」 渡辺博弁護士: 「これは単なる本なのですが、これを統一教会はいくらで信者に買わせるかといったら3000万円です。こんな普通の本が(教団の「聖本」)3000万円です」 会見で弁護士たちは、旧統一教会をめぐって、今も霊感商法の被害は続いていて、去年1年間だけで3億3000万円あまりの被害があったことを明らかにしました。 こちらの印鑑。家族が円満なことを祈る教団のロゴが入っています。富山県内に住む元信者の女性が、当時、教会へ210万円を献金した代わりに受け取ったといいます。 県内に住む元信者: 「カードは“借金ローン”になってましたし、いつもローンを返している状態ですね」 女性は10年間で献金をしたり、高額のつぼを購入したりして、合わせて1000万円近くを使ったといいます。 今月8日に安倍元総理が銃撃され殺害された事件をめぐって、容疑者の母親が入信していた 旧統一教会、「世界平和統一家庭連合」が11日会見を開きました。 世界平和統一家庭連合 田中富広会長: 「(山上容疑者の家庭が)破綻したのは知っている。このご家庭が破綻された諸事情は私どもも把握していません。そして現場に問い合わせても当時のことをわかってる方もいない。把握しきれていないのが現状」 この会見を見た元信者は。 元信者の女性: 「私は、ちょっとそういうわけはないだろうなと思った。当然献金して、破綻しているのは分かっていると思いますし、私が知る中でもそういう人もたくさんいましたし。家もなくなっている人もたくさんいましたし。親の財産をなくした方もたくさんいましたし」 逮捕された元海上自衛官の山上徹也容疑者(41)は、「母親が宗教にのめり込み、恨みがあった」と供述。この元信者の女性も、山上容疑者の母親と同じ頃の1990年代に入信、当時、結婚して子どもがいました。 しかし、統一教会の活動にのめりこみ、家庭は悲惨な状況になっていったといいます。 元信者の女性: 「大変でした。(家族は)反対で。当時はやっぱり、話しても主人にはわかってもらえない。『これだけ言ってもやめないのか』みたいな感じで」 家族の猛反対に対し、統一教会の内部では…。 元信者の女性: 「教会の人がどう言うかというと、それは迫害で、お父様(教祖・文鮮明)が通られた苦難の道なんだから、そういう経験を通していろんな事を学んでいくんだと言われる。今ここであなたががんばらなければ地獄に落ちるという。迫害されるのは当然、喜びなさいと」 女性は多額の献金など、統一教会の活動がきっかけでついに、夫と離婚することになりました。 元信者の女性: 「統一教会が求める家庭円満どころか離婚、離婚ですね本当に。子どもたちは年頃だったのでつらかったと思いますね。勝手に嘘をついて、いろんなとこへ行ってたりしてたので。当時、もう本当にひどかったですね。(信者は)心の自由っていうものを求めて入ったと思うんです。でも実際、真の自由は感じていないと思う」 チューリップテレビ

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